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潤が病院に運ばれたと連絡が入り急いで病院に向かった。
顔が赤くてしんどそうな潤を見てると苦しいくなる。
「潤くんは熱が下がり次第、退院ということで」
お医者さんと智にぃが話しているのを横目に、
潤の手を握る。
「あと、翔くんのことで」
「すいません、今日病院に泊まってもいいですか？」
お医者さんの言葉を遮る智にぃ。
一瞬、お医者さん顔をしかめた……気がしたけど。
「ええ、大丈夫ですよ」
「ありがとうございます」
ホッとした顔で潤に向き合う智にぃ。
「ねぇ、翔にぃはなんでいるの」
潤の隣にいる翔にぃ。
ベットは端と端で離れている。
「さぁね。あいつの事なんてどうでもいいし」
潤から目を離さずそう言う智にぃ。
潤と違って全く翔にぃを心配しない智にぃにチクリと胸が傷んだ。
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作者名：櫻宮 | 作成日時：2018年3月11日 18時
