番外編4-3 ページ24
やわらかい感覚。
それが唇に落ち、数秒して離れていった。
「え？ え？ え！？」
びっくりして動揺する。
い、今のは…………彼氏彼女がする、ちゅーだよね……？
「ば、爆豪君……」
「うるっせえ！！！ こっち見んなボケ！！」
後ろを向いてキレている彼の耳は真っ赤だ。
つられて私も顔が赤くなる。
「……もう帰れやクソが」
早くないですか……。
「あの……今日私を家に呼んだ理由って……」
「言いたくねえ」
「だめ」
「……ッ……」
ちょっときつく拒否すると、彼は不服そうに黙った。
「……おい、笑うなよ」
「？……うん」
爆豪君は少し深呼吸をして、それから言った。
「お前と、……あー、……イチャつきたかった」
「ぷっ……」
思わず口がゆがむ。
「おい！！！ 笑うなって言っただろ！！！ クソが！！」
「ご、ごめん……」
……かわいいな、この人。
顔を真っ赤にして怒り狂っている。
おそらく羞恥と怒りの両方だろう。
「……そっか、確かに学校じゃあ堂々とできないしね」
「……」
無視ですか……。
爆豪君は拗ねて私に背中を向けている。
朱が差した彼の耳を見ながら、どうやって機嫌なおしてもらおうかな、と考えていた。
終わり
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ひので(プロフ) - 郁弥さん» ご感想嬉しいです……！新作も見てくださってるんですね、ありがとうございます……！ (2019年7月15日 18時) (
レス) id: e50bebed3f (このIDを非表示/違反報告)
郁弥(プロフ) - リク返ありがとうございました!!すごく素敵でドキドキしました!!シメを私のリクエストにして頂いて、すごく嬉しいです!!新作も見てますので、頑張ってください!!ひのでさんの作品好きです!! (2019年7月15日 13時) (レス) id: 6e39f0d197 (このIDを非表示/違反報告)
ひので(プロフ) - 結心さん» わ……！最高にうれしいです、ありがとうございます……！！ (2019年7月15日 9時) (レス) id: e50bebed3f (このIDを非表示/違反報告)
結心(プロフ) - ひのでさんの作品を初めて読んだのですが…最高に面白かったです！！ファになっちゃいました！もう虜ですよ虜！素敵な作品、どうもありがとうございました！ (2019年7月15日 9時) (レス) id: 329f25863c (このIDを非表示/違反報告)
ひので(プロフ) - ゆずしおさん» 嬉しすぎますありがとうございます…！！ゆずしおさんも続編頑張ってください…！！ (2019年7月11日 23時) (レス) id: e50bebed3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひので | 作成日時：2019年6月25日 6時
