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その日、爆豪君は珍しく、私より遅れてきた。
それも、朝のホームルームが始まるギリギリ。
まるで私を避けているかのようだ。
もちろん、避けられていい気持ちはしない。
だから、後で話しかけよう、なんて考えていた。
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「爆豪く――」
よけられた。
「あの、爆豪君、」
よけられないように座っている時を狙ったが、今度は私が話しかけた途端に立ち上がる。
そのまま授業が始まるまで戻ってこなかった。
もちろん、そんな私たちの異変はすぐにクラスのみんなにもわかってしまうようで。
「Aちゃん、なんか爆豪くんに避けられてへん？」
お茶子ちゃんにそう言われた途端、涙腺が決壊してしまった。
どんどん涙があふれてきて、止まらない。
「わっ！ Aちゃん！？」
「ご、ごめんお茶子ちゃん。何でもない！！！」
慌てて目を拭うが、多分もう遅い。
「……Aちゃん、やっぱり爆豪君のこと好きなんとちゃう？」
「ち、違う！ 違うの！ 泣いてるのはそれじゃなくって……」
「じゃあ何で泣いてるん……？」
「うぅ」
答えられない。
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ひので - 三度の飯よりアニメ好き。さん» 可愛いと思ってもらえて嬉しい限りです。ありがとうございます…！ (2019年6月18日 6時) (
レス) id: e50bebed3f (このIDを非表示/違反報告)
三度の飯よりアニメ好き。 - なんだ天才か。爆豪可愛いいいいっうああ！！更新頑張ってください！ (2019年6月17日 23時) (レス) id: 940754a7ec (このIDを非表示/違反報告)
ひので - ちぃれもんさん» お気に入りを押してくださったのですか……！！嬉しいですありがとうございます…！ (2019年6月10日 6時) (レス) id: e50bebed3f (このIDを非表示/違反報告)
ちぃれもん(プロフ) - 可愛い可愛い言いながら読んでました、、。笑お気に入りポチッたの久々です！これからも楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2019年6月10日 2時) (レス) id: 3c1b41effa (このIDを非表示/違反報告)
ひので - 名んです丸さん» 正直ちょっと不安だったのでそう言ってもらえて本当にうれしいです…！！ (2019年6月7日 20時) (レス) id: e50bebed3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひので | 作成日時：2019年5月30日 23時
