朝2 ページ18
朝目覚めると、誰かに頭を撫でられていた。
でも、きっとシルクさんしかいないし、
今目を開けるのはちょっとやだ。
だって目を開けたらあなたは撫でるのをやめてしまうでしょう？
もう少しこのままが良かった。
そう思っていると、シルクさんが一言呟く。
「好きだなぁ」
その言葉を聞くと、咄嗟に目を見開いてしまった。
「へ！？」
「起きてたのかよ！！笑」
「あ、おはようございます笑
シルクさん、、好きな人いるんですか！？」
「え？おま、今の言葉聞いてても分かんなかった？」
「え？好きな人いるんですよね…？」
そう言うとシルクさんはどこかホッとしたようにフッと笑う。
「まぁ、そういうことだな笑」
「やっぱり、、、そうですよね」
少し重たい雰囲気になった空気は
シルクさんの一言で打ち砕かれた。
「朝飯買いに行こうぜ」
「あ、はい。」
コンビニに行ってご飯を買う。
家に帰らずに近くの公園で食べると、なんだかいつもと違う感じがして気持ちがいい。
食べ終わってまったりしていると、
体を動かしたくなった。
「シルクさん！遊びましょ！」
と言うと、
「アスレチック鬼ごっこでもするか？」
「はい！負けませんよ〜？」
「望むところだ笑」
結果はまぁ、シルクの3勝1敗
私の1勝3敗ということで、
楽しかったからいいんだけどね笑
あたりが暗くなってきて、寒くなってくる。
「あの、シルクさん私、帰りますね。お世話になりました！！楽しかったです！またファンフェス行きます！では！」
と歩いていこうとすると、
「ちょっと待ってろ」
と言われ、シルクさんは走っていった。
ベンチに座って待っていると、
「ん。」
と投げられたものをキャッチすると、ホットのコーンスープ。
「寒いだろうから、それ飲んで帰れよ。気ぃつけてな。」
と言い、サヨナラをする。
悲しくて、たまらない私の携帯にシルクさんからLINEが来て、驚いたのは言うまでもない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
午後の紅茶 - 面白かったです! (2018年8月5日 22時) (
レス) id: adc547b84a (このIDを非表示/違反報告)
サウザーテ - シルクがただただかっこいい！ (2018年7月8日 20時) (レス) id: 60a3c2e8e3 (このIDを非表示/違反報告)
TOMATO(プロフ) - お金払って歌詞出すって凄いですねっ！面白いです！ (2018年4月22日 8時) (レス) id: bddb6e6294 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - 実在する人物が登場しますので、オリジナルフラグを外して下さい。このまま更新を続ける場合、違反報告させて頂きます。 (2018年3月11日 2時) (レス) id: e536c968fe (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になるのならオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月9日 22時) (レス) id: 4dbca06256 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：uekoosan | 作成日時：2018年3月9日 22時
