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セカンドプロローグ １−�� ページ4
我慢出来なくなったのかドラコが腰を上げると、膝からころころと飴玉が落ちていった。シャルルはそれを拾って、ドラコを古びたソファに縫い付けるために敢えて膝に乗せ直す。
シャルルはドラコがハリー・ポッターのＨの字も出す前に、「おい君達、それを食べるのはやめた方がいいぞ」と向かいに座るグレゴリー・ゴイルとビンセント・クラッブを諌めた。彼らの大きな膝にはシャルルの敷いた黒いハンカチーフがあり、シャルルはその上の散らかした菓子から人数分の比較的安全そうな菓子とお情けで百味ビーンズ一箱を残し、他のものは窓から捨てる。「あ〜！」と二人分の呻き声が重なった。
ドラコは「行儀が悪いぞ」と言いつつもシャルルを止めない。彼はあまり冒険しないタイプであるので、でくのぼう二人からかぼちゃジュースをひょいと取り上げてその蓋を開けた。
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作者名：砂な | 作成日時：2023年3月25日 23時
