Snow Dream 5th (ページ43)

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② ページ43

向「そーなん？！今回の京本くんの役柄って結構狂気的な感じやっけ？」

「そうそう。ヤンデレ彼氏って感じだね！」

向「あの人似合いそやな～」

「まさにはまり役。ゾクゾクするよ。」

平「撮影中からそればっかだよね」

ケラケラ笑う紫耀くん。

「いやだって普段のきょもを知りすぎてるからこそなのかもだけどあの豹変っぷりはやばい」

平「それはわかる」

「こーじ、前情報CMだけ？」

向「ちゃーんとHP見て予習してんで！」

「えらっ」

向「そやろー？」

平「じゃぁどこまでなら話していいんだろ？」

「いや早々にネタバレしようとしてる？紫耀くんは多大なるネタバレしそうだから何も言わないほうがいいよ？」

平「えー！いいじゃん！」

向「見終わってから教えてや！」

平「しょうがないかー」

「ちなみに何話そうと思ってたの？」

平「相関図？」

「…たぶん結果のネタバレしそうだね？」

向「いやこれ結末的には結構見えてへん？そのくらいならええんちゃう？」

「いや、聞いたら後悔するよ」

向「え、そんな重大な関係性の変化がくるん？！」

「まぁまぁ。ちゃんと全部見てよ！」

向「それは生殺しやん！」

「ドラマって予想しながら見るのが楽しいじゃん！」

向「えー…ほんならこれだけは教えて？」

平「何？」

向「今回、Aのキスシーンは？」

「え、最初に気になるとこそこ？！」

向「そらそやろ！全Snow Manが思ってることやで！」

平「えー、キスシーンは！」

口でドラムロールをする紫耀くん。

平「満載でーす！」

向「Nooooooooooo！！！」

「大げさ」

向「ちなみに京本くんと？紫耀と？？」

再びのドラムロール。

しかし、その瞬間、ドラマの放送が開始した。

「はい、二人とも静かにして！ドラマ見よ！」

そうして答えをお預けにすると、康二は目を丸くした後、むむむ、というちょっと難しい顔をしたかと思うと、じっと食い入るようにドラマ鑑賞を始めた。――――