Snow Dream 4th (ページ10)

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ラ「じゃあ僕のラッシュガード上に着る？」

なんて言って今まで着てたラッシュガードを素早く脱いで私の肩に掛けてくるラウ。

「２枚は暑いよぉー」

深「お前わがままばっか言うなよ」

「うー…でもラウのなくなっちゃうよ？」

ラ「Aちゃんを守れるならそれくらい大丈夫！」

「！ラウ可愛すぎる…撃たれた。」

胸元をおさえ、そういうとラウはにっこにこ笑顔をこちらへ向けてきた。

夏の太陽より暑いぜ…

渡「てかいつまでラッシュガード着てんの？」

他の人らとは違ってラッシュガードをひっぱる翔太くん。

ひっぱんないでよ、伸びる…

「日焼けすると仕事に差し障るからなぁ」

渡「なんのための水着だと思ってんの？」

阿「少なくとも翔太のためではないよね」

佐「泳ぐための水着だろ」

渡「お前らAの水着姿みたくねぇの？」

目「見たい。」

「翔太くんとめめの前では脱がないほうがいいってことはさとった。」

渡・目「なぁんでだよ！」

宮「ボート買えたよ」

向「ほい、ラウ、浮き輪やで」

ボートや浮き輪を買い終えた舘さまと康二がこっちへ来た。

「早く海入ろうー！」

舘様と一緒にボートをもって海まで走る。

海までやってくると、私はラッシュガードを脱ぐ。

あらわになる水着はピンク。フロントホックでリボンを谷間の部分で結ぶようになっている。

目「え、待って。紐パン」

渡「え、思ってた以上にえろくてパニックなんだけど」

岩「…うわ、やべぇ」

阿「Aって着やせするよね」

佐「まじで出るとこ出てるってこういうことだよな」

ラ「刺激が強い…」

深「…まじで目が離せねぇ…」

向「あかん、鼻血でそう…」

宮「かわいいね」

集まる視線にちょっとだけ恥ずかしさを覚えるけど、にっこり微笑んで舘様がほめてくれるので笑顔で返した。

「ラッシュガードおいてくるね！」

そういって一旦引き返そうとするけど

宮「かわいいけど、あんまりほかの男の視線にさらしたくないから着ておこうか？」

なんて手に持っていたラッシュガードを舘様がもったかと思えばそのまま肩にかけられて。

宮「ほら、日焼けしてしまうといけないしね。」

「えー…？」

渡「あ！おい！なんてことを！」

その声で私はすぐさまラウに借りたラッシュガードに腕を通す。

「危ない人がいるわ。」

なんていいながら私はチャックまでしめる。

目・渡「あぁ…」

あからさまにがっかりした声。

でも気にしない。私はそのまま海に入ることにした。