Snow Dream 4th (ページ6)

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深「…もう…なにこれ」

すぐさまパッドを外し、周りを見る深澤。

「ドッキリ大成功ー❤」

うれし気にフリップを見せる白野。

深「おまえ…ふざけんな」

大きなため息とともに頭を抱える深澤。

「私はこの企画のためだけに数か月も前からこの旅行を企画していたのでございます。」

深「まじかよ…」

ご満悦の様子の白野にちょっとだけうらめしそうな深澤。

「…でもね。いっこだけ誤算があった。」

深「え？なに」

「…ふっかの全モザ」

深「あ」―――――

―――「ふっかのお見苦しい姿をお見せしましたぁ。皆さん大丈夫ですか？ふっか担にはもはやご褒美だったかな…？なんてね。」

いたずらっ子のような笑みを浮かべたかと思えばスタッフより最後のキーを預かる。

「さて。最後のお部屋です！私のお部屋でもある、トリプルのお部屋です！本日はさっくん、しょっぴーがじゃんけんに勝って同室となっておりまぁす。ちなみに今回、私のお部屋ということで…。ちょっとだけ他よりも手の込んだドッキリにしようと思います！ホテルの方々のご協力をいただき、実は私のお布団は防水シーツでしっかりガードされております。なので！血のりを使っていきなり吐血ドッキリしたいと思います！あ。皆さん安心してください。お二人の寝顔はちゃんと撮影してあります」

＜＜二人の寝顔が先に流れる＞＞

「ってことで！ハンディもっていってきまーす」

スタッフは廊下待機。

とりあえず、真ん中にある自分のベッドへもぐりこむと、

佐「…？大丈夫？」

寝ぼけつつも白野の出入りに気づいた様子で佐久間の声がする。

「…ちょっと…気分悪くて…」

佐「ほんとに大丈夫？」

すぐに起き上がって寄り添ってくれる佐久間。

焦ってハンディを布団奥へ。

【緊急事態のため少しの間音声のみでお楽しみください】

「けほ…けほけほ…なんか苦しい」

佐「まじで大丈夫？病院いく？」

次第に咳が酷くして血のりを仕込むために一旦布団にくるまる白野。

「さっ…く…」

佐「おい！A？！A！！！」

渡「…ん？どうしたぁ？」

【渡辺起床】

ようやくここで起床した渡辺。

佐「翔太救急車！」

その瞬間、白野が起き上がったかと思えばベッド上に思い切り吐血。

ここで天井向きに画面復活。

佐渡「！？！？！？！？！？！？！」