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淳「再来月からコンサート始まるからそれまでになんとかみんなに懐くようにせんとな。とりあえず明日俺休みやから一緒に病院行こう。んで、しばらくみんなこの家で生活さしてもらう？」
重「そやなぁ。それが1番天寧ちゃんにとってはええかもやなぁ。毎日入れ替わりで人来るより慣れるのは早そう。」
そんなこんなで明日淳太くんと病院行くことになって、しばらくみんなで生活することが決まった。
「マネージャーにも慣れてもらわんと困るよな。天寧に負担かけてしまうな。コンサートの時はオカンに頼るわ。とりあえず明日なんて診断されるかが心配やけど。」
淳「それは明日の結果で考えたらええやん。今は今できることやろ。俺らが普通に生活せんと天寧ちゃんかて安心できんやろうし。」
流「まあ、俺ららしく普通に接してあげよ。」
望「まあ可愛い妹ができて俺は嬉しいわ。さて俺も遊んで貰えるように神ちゃんとこ行ってこよ。」
淳「なんでお前が遊んでもらう側やねん。」
こんな事になったのにみんなほんま俺の事責めへんよな。
ありがたいけど。
けど、やっぱり自分が許されへん。
天寧にとってこれから待ち受けてる数知れぬ困難。
ほんまに申し訳ない。
淳「あんまり自分責めんことやで。照史が1人で決めたことちゃんやから。俺らみんなで天寧ちゃんを育てるって決めたんやから。なんでも吐き出してや。1人で抱え込むのは無しやで。」
淳太くんにはなんでもお見通しやな。
叶わへんわ。
他のみんなは天寧を囲んでワイワイしてるし。
これから父親らしくなって行けばええんよな。
前向きに考えよ。
しばらく淳太くんと話しながら遊んでる様子を眺めてた。
最初は嫌がって1人で背中むけてたのになんやかんや、みんなに遊んでもらってる。
天寧はほんまに頑張ってるんやな。
そしたらトコトコ歩いてきて淳太くんの所へ。
天「じゅーたも一緒。パパも一緒。」
はー。
ほんま可愛い。
俺らのこと呼びに来てくれたんやな。
俺らも輪に混ぜてもろて8人で積み木。
シゲは望となんか競争してるし。
こんな生活が毎日続くんやな。
思いっきり天寧のこと幸せにしたろ。
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作者名：ks2m | 作成日時：2020年10月13日 13時
