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ほんまみんなに助けられてばっかり。
これから天寧と成長していかなあかんな。
みんなの言葉がほんまに嬉しくて助けられる。
後1週間しか休みないからちゃんと病院連れて行かんとな。
しばらく天寧を見守ってたら神ちゃんがご飯出来たよって教えてくれた。
「天寧。ご飯食べよっか。」
いつもの椅子に座らせて皆でいただきますしたのはいいけど天寧はじっとお皿を見つめたまま。
淳「天寧ちゃん。ハンバーグ好きなんやって？ともお兄ちゃんが作ってくれたから食べてごらん。美味しいで。」
天「やー。」
ガシャン
なんでなん。
天寧が思いっきりお皿ひっくり返しよった。
「天寧。なんでそんなことするん。せっかくお兄ちゃん作ってくれたんに。そんなことしたらあかんで。」
なるべく優しく目線合わせるけどなんも言わずまた積み木に戻って行った。
「神ちゃんごめんやで。多分試し行動やと思うねん。」
神「全然かまへんけど、試し行動って何？」
「お母さんって存在がおらんくなったって言うのはどこかでわかってると思うねん。みんなとはもう何回か会ってるし、人見知りではないんやけどな。やけど、どこかでみんなのことほんまに信用していいのかとか嫌われるんちゃんかとか天寧なりに葛藤してるんやと思う。その結果ああいう行動して大人がどういう対応にでるかを試してるねん。学生時代に勉強したことやからほんまにそれかは分からんけど。」
神「そかそか。天寧ちゃんも色々不安と闘ってるんやもんな。そら仕方ないよ。ゆっくりやっていこう。」
「ありがとうやでホンマに。」
神「俺天寧ちゃんと一緒におるわ。やからこれからのことゆっくり話し？おれは後からちゃんと聞くから。」
そう言うて天寧の面倒を見に行ってくれた神ちゃん。
よしこれからのことみんなにちゃんと話そう。
「改めて、俺がちゃんとしてへんからこんな事になってごめんな。Aの事守り抜く言うたのに約束破ってごめん。これから2人でやって行くって決めたけどみんなの力借りることもいっぱいあると思うねん。正直俺も不安しかなくてでもやるって決めたからにはちゃんと天寧のこと守り抜こうって思ってる。だからよろしくお願いいたします。」
濱「うん。当たり前ですやん。だって家族が困ってる時に助け合うのは普通のことですがな。確かにAちゃんがおらへんくなったって言う事実は変わらへんけど立ち止まってても仕方ないんやから。前向いていきましょ。」
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作者名：ks2m | 作成日時：2020年10月13日 13時
