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照史side
横山くんに村上くん、WESTのメンバーみんな来てくれて、おかん説得してくれたからこれからは天寧と2人暮し。
正直不安しかない。
天寧の事はほとんどAに任せっきりやったから。
俺これからやって行けるんかな。
みんながテキパキ動いてくれるのに俺はなんも出来ひんねや。
天寧が起きてきて神ちゃんが晩ご飯作ってくれるって。
ほんまに感謝やな。
天寧はまた積み木で遊んでるわ。
望「照史。天寧ちゃん積み木好きなん？」
「うん。最近積み木ばっかりやな。あんまり天寧と2人で過ごしたことこれまでないから親父やのに分からんことだらけなんよ。」
淳「これからちょっとずつ天寧ちゃんと皆で成長していけばいい話やん。そんなに追い詰めんとゆっくりやっていこうや。」
「ほんまにありがとうやで。」
ほんまにいいメンバーに出会えたんやな。
「天寧。ほら、今日からお世話になるお兄ちゃんたちやで。よろしくねって。」
天「じゅーた。」
淳「おっ。名前覚えててくれたん？ありがとう。よろしくね。」
天「うーん。うーん。やー。」
濱ちゃんの前で座り込んで半べそかいてます。
頑張って思い出そうとしてるんかな？
濱「はまちゃんやで。」
天「はまちゃ。」
濱「うん。よろしくね。」
それからみんなの前にも自分から歩いていって、半べそかきながらも一人ひとりの名前を覚えようとしてる。
そんな姿見たら普通のことそんなに変わらへんと思うんやけどな。
でも、やっぱり1人で遊ぶのがいいのか積み木ばっかりで誰のとこにも行かへんのよな。
重「天寧ちゃん。お兄ちゃんも混ぜて？」
天「やーの。」
重「一緒に遊んだら楽しいで。ほらおうち作ろっか？」
天「やーの。」
天寧はそのまま掴んでた積み木をシゲに思いっきり投げつけた。
「天寧。おもちゃは投げません。大毅お兄ちゃんに当たったやろ。ごめんなさいは？」
天「やーの。」
やーの。の一点張りでおもちゃを手当たり次第に投げていく天寧。
両手を掴んで天寧を叱る俺。
「いい加減にし。当たったら怪我する言うてるやろ。」
思いのほか大きい声が出てしまった俺。
濱ちゃんが慌てて止めに入ってくれた。
濱「そんな大きい声で怒ったらん時。天寧ちゃんもまだ慣れてへんのやし。焦らんとゆっくり。俺らみんなおるから。」
「ごめん。俺情けないな。」
藤「照史くんは情けなくなんかない。ちゃんと天寧ちゃんと向き合おうとしてるんやから。これから一緒にやっていこうよ。」
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作者名：ks2m | 作成日時：2020年10月13日 13時
