私の大切な人、ぺんぎんさん。 ページ30
「あっ...あのっ！！」
.....。
「すっ...すみません！」
.....。
「はぁ...どうしよ...」
早く...ホテルに帰るつもりが...
つい、食べ歩きに夢中になって...
道に迷ってしまっていた。
「こんな時...」
...いや、ダメ。
「もしかしたら...うんうん...そうよ」
だから...自分で頑張らないと...
でも...
「あっ...あの！ここは『今、急いでるんだ！』...きゃっ」
軽くあしらわれるように...
誰も...私の言葉に...
耳を傾けてくれなかった。
(...もう...やだ...)
辛くても...あまり泣かないように...
周りに迷惑かけないように...としていた私。
だけど…
(...誰か...助け...)
弱音が...ポロッと...落ちそうになった瞬間...
.....グイッ！！
「えっ...？『何も言わず...走れ！』...はい？」
全身黒ずくめの人が...私の腕を掴んだ。
「...はしって！」「あっ...はいっ！！」
ソウルの街を...
走る。
ただ...ひたすら走る。
掴まれた腕から...
手と手を繋ぎ...
私達は...ひたすら走った。
『...ハァハァ』「ハァハァ...」
繁華街を...すり抜け、路地裏へとやって来た。
まだ...息が整えられず...
言葉が出ない。
けど...ちゃんと...お礼言わないと...って...思っていたら...
『.....バカ！もう...何やってんだよ…！』
.....えっ...？
「...あっ...！！」
.....ギュッ。
えっ...今...私...抱きしめられてる？
まだ...見ず知らずの人...に？
って...違う。
『...ホント...バカ.....ホント...』
その声...
その...ぬくもり...
「...ギョンス...さん...」KS『.....うん』
私の.....
"大切な人"...。
照れるぺんぎんさん、そして愛の告白。→←何もかも忘れ、全力疾走するぺんぎんさん。
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シュリ(プロフ) - ジュンはる。さん» はじめまして、コメントありがとうございます！ギョンスの可愛い部分や毒ある部分を出しながら、楽しくお話書いてます。これからも、可愛いギョンスを出していけたらと思ってます。 (2017年9月3日 19時) (
レス) id: 6193acbeb1 (このIDを非表示/違反報告)
ジュンはる。(プロフ) - いっつも楽しく読ませていただいてます！ぎょんすくん、可愛すぎる！ (2017年9月3日 14時) (レス) id: 0625f0ba02 (このIDを非表示/違反報告)
シュリ(プロフ) - nanaさん» はじめまして！コメントありがとうございます(*^^*)ギョンスがもし、SNSを始めたら…という感じで始めました。是非最後まで、お付き合いくださいませ。ありがとうございます！ (2017年8月30日 12時) (レス) id: 6193acbeb1 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - ギョンス…。かわいすぎるわぁ…… (2017年8月30日 12時) (レス) id: f3c78cde16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリ | 作成日時：2017年8月28日 22時
