( K U R A Y A S U )

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声のしたほうを振り向くと



見たことないくらい怖い顔したおーくら






おーくらはそのまま僕の方へ歩いてくると


『 離してや、これ 俺のなんやけど 。』






って 僕のこと掴んでた奴の腕を掴む




相当強く掴んだのか其奴は僕から手を離した







「 おーくら ... 」




『 次此奴に関わったら次は骨折るからな 』






僕の肩をぎゅって抱きながら其奴らを睨みつける




『 しょうた 、帰るで 』




「 え？え、おん、」





いつもの呼び方とちゃうくて変な感じやけど


おーくらにしょうたってよばれたんが
すっごい嬉しかった 、









そのまま連れてこられたのはおーくらの部屋で



玄関の扉が閉まるとそのまま抱きしめられる








『 本間 、無事でよかった .... 』




『 やすに何かあったら俺死んでまう 』






僕のことを抱きしめた肩が震えてて


抱きしめられてることが嬉しくて





僕も手を回してぎゅって抱きしめた






そうすると耳元で聞こえてきた




『 やす 、好きや .... 』




それがどうしようもなく嬉しくて、嬉しくて




「 僕も好きや、おーくら 」



って 呟いた








隣のくまさん end







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