( K U R A Y A S U )

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「 お茶しかないんですけど 」




何も出さんわけにはいかへんからとりあえず冷蔵庫に入ってたお茶を出す




『 構わんでもええって 、』



うわ、何その笑顔


ずるいわ 、なんなん






「 お兄さん、名前なんていうんですか 」



名前くらい聞かな、って思って聞いてみると





ぱあっ て明るくなるこの人の顔



あかん 、僕絶対この顔に弱い ()





『 大倉忠義 、あと敬語やめてや ♪ 』



なんや名前までかっこええんか ()




『 なぁ、俺やすの名前知らん 』




「 え？ 」



『 せやからぁ、下の名前教えてや！』






「 えっと、章大 安田章大やで 」



『 んふ、名前かわええ ♡ 』




え、僕口説かれてる？ ()





それにさっきからなんや話しやすい思ってたら

関西弁やからやな、





『 さっきはいきなり触っちゃってごめんなあ？』



『 寝起きやったし、可愛すぎて吃驚したんよぉ〜』





僕口説かれてる。()


「 や、まあ、ええですけど .... 」




そのあともお互いのこと話して



わかったのは
年は僕の1個下で 、彼女はいない
料理の専門学校いってるみたい





そしてもうひとつ


『 やすってほんま可愛ええなぁ、』



『 食べちゃいたい♡ 』




男でもいけちゃうみたいやねん

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