( K U R A Y A S U )

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結局先輩はスマホを出しただけで通報はしなかった




「 おおくらせんぱ .... 」



先輩を見上げると抱きしめられた





『 本間に 、ごめん 』



『 もっと早く俺が気づければ こんなことになってなかったかもしれへんのに ....』




ぎゅぅって強く抱きしめられる






「 せんぱい .... 」



「 ありがとうございますっ .... 」






抱きしめられるとまた涙が溢れてきた




『 ごめん 、俺の事嫌いやもんな 、今のやって俺の友達やし 、』





って離れるから









寂しかった 。





「 やだっ、せんぱいっ、離れんといてっ 、、」





思わず手を伸ばしてもうた






そうすると先輩は目を見開く



「 僕っ、先輩のこと嫌いやないっ、」




「 好きですっ 、大好きですっ 」



「 先輩おらな 、あかんっ .... 」






気づいた 、僕先輩のこと嫌いなんかやなかった




きっと心のどこかで好きやった








『 ほんまやな 、、？』





『 絶対 、離したらんから 』




って 優しくキスされた







きらいな人は






愛しい人に変わりました









きらいな人 end






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