貴方side ページ7
目が覚めると、頭痛がひどかった。
昨日の事が、あいまいだった私は少しづつ思い出そうとした。
えっと...
昨日は、午後がオフで、
午後からトレーニングをしてたら、
あっ、そっか、萩花と飲みに行って泥酔してたんだった。
でも誰が、ここまで.....
キッチンに行くと、そこにはわかめスープとメモがあった。
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飲むのは、ほどほどにな
そんなに、萩花さんと飲みたいなら、宅飲みでもしろよ。
広臣
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昨日は、どうやら、臣君が送ってってくれたみたいだった。
時計を見ると、一息つける暇もないことに気づいた。
窓を覗くと、遠くの地平線の方がしだいに明るくなっていることが分かった。
急がなきゃ、早く、事務所へ....
急いで、着替えて、臣君のわかめスープをスープジャーに入れて、急いで走った。
少しずつだが、外は明るくなっている
お願い、間に合って......
少し、日に浴びたが、ぎりぎりで出社した
H「華淑!大丈夫か?」
『HIROさん?何でここに.....』
H「俺が出社してもまだ華淑が来ていなかったから心配になって....」
『すみません、迷惑かけて』
H「皆が来たら、危ないから、練習場に行こう」
そして、抱えられながらも、練習場へ行った
H「あんまり飲むなよ」
『何で、昨日、飲んだって知っているんですか?』
H「臣がインスタに載せてたぞ」
そう言って、携帯を見せてくださった。
『昨日の記憶、そこまでなかったんで、起きたら、臣君がわかめスープ、お鍋に作っておいてくれてたみたいで....食べます?』
そう言って、HIROさんは一口貰い、お説教されながらも、たわいのない話をした。
体調が落ち着いたので、部屋に戻ると、皆から、いじられの的になっていた。
臣君にお礼を言ったのだが、臣君は何処かぎこちなく接してくれていた。
岩ちゃんは機嫌が悪く、健ちゃんに思いっきり何かお説教をしていたみたいだった。
私の病気はこのままバレないと油断していたのは甘かった。
誰かが、私の持病を知るまでそう長くはなかった
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作者名:krump baby | 作成日時:2017年11月26日 22時