検索窓
今日:8 hit、昨日:9 hit、合計:21,910 hit

剛典side ページ26

〜回想〜

俺は、彼女のダンス姿が頭から離れられず、どんな曲で踊っていたのだろうか、
どこの人なのだろうか、などと彼女のことで頭がいっぱいだった。


ある大学での授業があった日、俺は、授業が始まる結構前に大学に到着してしまい、校内を散策していた。

その時だった、

不安そうな顔で、周囲を見渡している彼女がいた。

俺は、一か八かで彼女に声をかけた


剛「迷子だよね?」


彼女は、声をかけた俺に驚きながらも、何かに気づいた顔だった


『転入したばかりで、校内が分からくて...』


俺は、彼女を目の前で見ると疑問が浮かび上がった


剛「転入?君は、大学生なの?」


そう、彼女はどうみても俺よりも年下のように見え、大学生には見えなかったのだった



『あー、はい...年齢的には、高校生なんですけど、飛び級したり色々と事情があって』


彼女の言葉で、俺は納得した。


剛「ダンスもできて、勉強もできるとなると、完璧だね」


彼女は、照れながらも、発言を聞いて確信を持った顔をして俺を見た


『やっぱり、あの鏡の場所で踊ってた人ですよね!』


俺のことを覚えていたことに対して嬉しい気持ちになった。



剛「俺のこと、覚えてたんだ」


『はい!初めて来た場所だったんですけど、あなたのダンスに一番、目がいったので』



それからと、俺は彼女と話すようになり、
親しくなるのに時間は必要なかった。

剛典side→←剛典side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
設定タグ:岩田剛典 , 登坂広臣 , 三代目
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:krump baby | 作成日時:2017年11月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。