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剛典side ページ25
〜回想〜
華淑と出会ったのは、大学生のころだった。
俺は、大学での授業が終わった夜中、大きな鏡のある広場に仲間と集まってダンスをするのが日課だった。
その日も、俺はいつものように友達とつるんでいたところ、見かけたことのない女の子がいると話題になった。
友「おい、何か可愛い女の子がいるらしいぞ。」
剛「ああ…」
友「観に行こうぜ」
友だちの誘いで渋々と俺はついていったのが華淑との出会いだった。
俺は、1人でイヤホンを付けて踊り始めた姿を見て、みとれてしまった。
周囲にいる誰もが、踊るのを止めて彼女のダンスを見入ってしまうほど魅力的だった。
だが、日が昇る前には彼女の姿はなく、声をかけることはできずに時が過ぎていった。
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作者名：krump baby | 作成日時：2017年11月26日 22時
