検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:21,894 hit

貴方side ページ21

〜回想〜

私が、大学生として飛び級した時、同じ学部でサークルも同じだった岩ちゃんとすぐに意気投合した。



私にとって剛典は、恋人でも、友達でも、お兄ちゃん的存在でもない、なんとも言葉で言い表すことは出来ないが、仲が良かった。



その時、剛典には彼女がいた。


その彼女と剛典は仲良しで、いつも幸せそうだった。



でも、その仲を壊してしまったのは、剛典の幸せを願っていた、私自身だった。



私は、ある日、車の衝突事故に巻き込まれた時の事だった。



剛典は、知り合いが少ない私のために、いつもお見舞いに来てくれていた。




その時は、とてもうれしかった。



でも、ある日、剛典が来た時、彼の顔はとても辛そうだった。



私が、どうしたのか聞いても




岩「華淑のせいじゃないから。」




その言葉しか、言ってくれなかった。



他の剛典と友人の人に問いただしたところ、剛典に彼女が辛くあったていたらしい



その時に、

女「私と、華淑ちゃん、どっちが大事なの?」
 「あなたにとって、私は何?」


と言っていたらしい。


それを聞いて、私のせいだと思った。


その後、剛典に『ごめんね』と私は謝った。


すると、


岩「俺、別れちゃった」

と、涙を流しながら無理に笑おうとしていた。



私がいると、剛典は大事なものを失う。


そう思った私は、病気の事を打ち明けようと思っていた勇気もなくなり、剛典から、岩ちゃんと呼ぶようにし、適度な距離を保つことを心に決めた。

広臣side→←貴方side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
設定タグ:岩田剛典 , 登坂広臣 , 三代目
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:krump baby | 作成日時:2017年11月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。