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your side
すると健人さんは風磨さんと何やらヒソヒソと話し始めた。
健人「この子なら大丈夫そうじゃない？」
風磨「お前、本気で言ってんの？」
健人「俺らに特別興味持ってる感じもしないしさ。」
風磨「でもわかんねぇだろうが。
患者といざこざになっても困んぞ。
勝利にだってまだ会ってないわけだし。」
健人「大丈夫じゃない？」
風磨「そのわけのわからん自信の根拠はなんだ？」
健人「男の勘！！！」
風磨「くだらなっ。」
健人「いやでも俺の勘、結構いつも当たらない？」
風磨「………」
健人「じゃ、決まりね！いいよな？」
風磨「ったく…わかったよ。。。」
ヒソヒソ話してるつもりなんだろうけど、
結構丸聞こえですよー(苦笑)
話の意味はよくわからないけどね…。
健人「あーごめんごめん。」
私の方を向き直ると健人さんが話し始めた。
健人「実はうちのクリニック、
ちょっとワケありなんだ(笑)」
A「え？」
健人「あ、いや、別にそんな変な意味ではないんだけどね。
じゃ、Aちゃんにははっきり言っとく。
いいでしょ、風磨？」
風磨「…………あぁ。」
健人「自分で言うのもなんなんだけど、、、
･
俺ら、結構モテるんだ。」
A「え？」
思いもしなかった一言に訳がわからなくなる。
いや、確かにみんなイケメンだし、モテそうではあるけど…。
健人「風磨にしても、
受付にいたマリウスや松島にしても。」
風磨「１番厄介なのはお前だろうが。」
健人「うーん、まぁね。
で、女性と関わると、
俺ら、ろくなことがないっていうか…
基本、トラブルに巻き込まれちゃうんだよね。」
風磨「付き合った覚えもねぇ女が
自分が彼女だとか言い張って他の女とモメだしたり、
妙にくっついてきたり、
挙句の果てにはストーカーするヤツもいる。」
風磨さんがさっきにも増して不機嫌そうに言った。
健人「そうだな。
だから、このクリニックはスタッフも患者も、
男性のみなんだ。
だから募集用紙にもそう書いておいたってわけ。」
A「そうなんですか。。。」
なんだかすごくビックリしたけど、
なんとなく趣旨は理解してきた。
でも、スタッフだけでなく、
患者さんまで男性限定なんて…相当な徹底ぶりだ。
どうりでおばあさんに道を聞いても知らないわけだよ。。。
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紫のユニコーン(プロフ) - 夏さん» 修正させていただきました。教えてくださってありがとうございます。 (2016年12月17日 20時) (
レス) id: a0d445945d (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 03【すぐにに着いてしまった。】→「に」1つ多い、 08【第2日曜日だからの休診日なんだけど】→「の」いらない と思います。 (2016年12月17日 17時) (レス) id: 21ce86efc4 (このIDを非表示/違反報告)
紫のユニコーン(プロフ) - りなさん» うわぁぁぁ！ほんとですか！？そのお言葉は本当に嬉しいです(感涙)ありがとうございます！私なりに頑張ります！！！ (2016年9月22日 23時) (レス) id: e35a3a508f (このIDを非表示/違反報告)
りな - 続編苦手って言ってるけど、私はすごく面白いと思います！これからも頑張ってください！ (2016年9月22日 0時) (レス) id: 2e8a67748c (このIDを非表示/違反報告)
紫のユニコーン(プロフ) - RIKOさん» ありがとうございます！続編も頑張るので是非読んでください！ (2016年9月9日 21時) (レス) id: 5eccef3faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫のユニコーン
| 作成日時：2016年7月31日 23時
