特別なR ②【rtrt】 (ページ41)

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「こ、これ、何が起こってるの！？」

「ふふん、Aが帰ってくるから皆でお祝いしようって俺が誘ったんや。」

「そんな、大袈裟な～…でも、ありがとう。」

私は集まってくれた皆さんの方を見て深く礼をする。

「ありがとうございます！！」

私が顔を上げると、もう一度キヨが大きな声で、「おかえりー！」と言った。

そして、大きな拍手が広がる。

「ん、でも、えっとー、キヨと牛沢さん以外の人達はー…。」

「あ、ああ笑 2人やとちょっと少ないかなーと思て…一緒にゲーム実況してる人達を呼ばせていただきました。」

「あ、なるほど。」

そう言って私がレトルトくん曰くゲーム実況仲間の皆さんの方に向く。

すると、一人一人自己紹介をしてくれた。

「あ、ガッチマンです。全然知らないおじさんがいて戸惑ったかもしれませんがよろしくお願いします。Aさん、おかえりなさい。」

「P-Pっていいます。レトさんとかキヨと楽しくゲームしてます。気軽に話しかけてくれると嬉しいです。おかえりなさい！Aさん。」

「僕はフジと申します。キヨと最終兵器俺達というグループを組んでます。見た目は不審者ですけど全然不審者じゃないんで気軽に話しかけてください。おかえりなさい！」

「皆さん、本当に、私のためにありがとうございます！！」

そして、この後レトルトくんの家でわいわいと楽しんだ。

ガッチマンさん、P-Pさん、フジさんとはすぐに喋れるようになりすごく楽しい一日を過ごした。

アナログゲーム、デジタルゲーム、大喜利などをして遊んだ。

幸せで、幸せで、すっごい幸せで、言い足りないくらい幸せで。

こんなにも幸せになっていいのかと思った。

夜遅くになると皆は帰って、レトルトくんと2人で後片付けをする。

なんだか夫婦みたいに思えて1人でにやけてしまった。

後片付けも終わり、お風呂にも入ると布団に潜る。

もちろんレトルトくんと一緒に。

レトルトくんのベッドは広いから2人が丁度いいくらいだ。

なんだか小学生の時の合宿みたいに、布団に入ってからも小さな声で喋り合っていた。

だけど、私はいつの間にか眠っていて…。