検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:9,303 hit

17 終了 ページ34

配達員のバイトを始めてから約1ヶ月が経った。


絵の仕事も、徐々に売上が上がっていき、最初の頃と比べると2倍近くの売上を誇っていた。


売上が上がり始めたのは、レトルトくんの実況に影響され、どうぶつの森の動物を描いてみてからだ。


一番最初に、レトルトくんが1番好きなメープルちゃんというクマのキャラクターを描くと、可愛いと言われ速攻で売れた。


その他にも色んな動物たちを描いたらそれらも速攻で売れた。


それから私は、自作の動物世界を描いたり、小さなサイズのどうぶつ達を描いたりした。


そして、あるお客さんの、このキャラクターを描いて欲しいという要望から、素早く好きなキャラクターを書くとという商売法や時間をかけてキャラクターを描く、予約という商売法も追加された。


これは、もちろんゲームが人気だから皆買ってくれるのだろうけど、私の絵だからこそ買ってくれる人もいると、自分で言うのもなんだけど、知っている。


それは何故かと言うと、お客さんの声で、『この絵は温かみがあって、どうぶつの森と合ってるよね。』という言葉を聞いた事があるからだ。


絵の温かみは私が作っているという事だから、少しは私の力であると思いたい。


どうぶつの森の絵を描き始めたが、もちろん風景画を描くことも続けている。


絵が売れ始めてから風景画を買ってくれるお客さんも格段に増えた。


これに関しては私の絵を好きになってくれたと思ってもいいだろう。


そして、レトルトくんも毎週来てくれて、絵を買ってくれる。


メープルちゃんの絵を描いたら、とても嬉しそうに買ってくれた。


そして、レトルトくんからメープルちゃんの他に、ももこ、パッチ、リリアン、さっち、カックン、ブーケも描いて欲しいと言われ、今私は、せっせせっせとレトルトくんの要望に答えるために絵を描き続けている。


配達員のバイトも3ヶ月が経つし、絵も売上を上げているし、もうそろそろ違うバイトを始めようと思っている。


定期的にレトルトくんの家には行けなくなるけど、レトルトくんはまた誘ってくれると言ってくれたし、それを信じることにする。


それに、少しバイトの数を減らして、休みの日を1日だけ設けようと思う。


バイト日数を5日から3日にし、絵を売り出すのを2日から3日、そして、お休みの日を1日とする事にした。


これなら、レトルトくんと会うことが出来る。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
設定タグ:ゲーム実況者 , レトルト , キヨ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シーチキン | 作成日時:2021年3月11日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。