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「それじゃあ、今日はこの小さめな絵を2枚ください。」
「はい!ありがとうございます!」
私は2枚の絵を取り、香坂さんに聞く。
「プレゼント用でしたら、ラッピング致しますか?」
「あ、それじゃあ、お願いします。」
「はい!かしこまりました!」
私はラッピング用の紙を取り出すと、丁寧にラッピングをしていく。
ラッピングをするのは久しぶりで、少しもたついてしまったが上手くできた。
「それでは1000円になります!」
「はい。」
「ありがとうございます。」
香坂さんに商品を渡すと、香坂さんは「また来ますね。」と言って帰って行った。
ほんの少しの時間。本当に少しだけど、一緒な時間を過ごせて幸せだった。
どうして私は、香坂さんにこんなにも思い入れているのだろう。
でも、そんな疑問も吹っ飛ぶほど、私は終始香坂さんの事を考えていた。
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作者名:シーチキン | 作成日時:2021年3月11日 12時