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迅「ど〜も〜、エリート宅配でーす。ぼんち揚のお届けに…って、なんかすごい物増えてない？」
A「嵐山く…准くんのご家族が揃えてくださいました…」
迅「わ〜、めちゃくちゃ手厚くもてなされてる…これ、出直したほうがいいんじゃないです？」
？「…君が最上の娘か」
A「…！」
夕方、見舞いに来るやいなや、彼は気軽に話しながら入ってくる。
そんな彼の後ろに、3人の大人がついて入ってくる。
迅「そんな身構えないでいいよ、Aちゃんのお父さんと戦ってた人達。話したら見舞いに来たいって言われて連れてきたんだ」
A「！ お父さんの…」
城戸「はじめまして。ボーダー本部、最高司令の城戸正宗だ。君のお父さんとともに界境防衛機関、ボーダーの活動をしていた」
林藤「右に同じく、ボーダーの林藤匠だ」
忍田「同じく、ボーダー本部長の忍田真史だ」
A「雨宮Aです、はじめまして…」
見知らぬ大人3人にたじろいでいると、名刺を差し出しながら挨拶をしてくれる。
聞いたことのない職名だが、あのバケモノが出てきたのも最近。
対バケモノ専門の自衛隊ができても不思議ではない。
城戸「もう知っているかもしれないが、界境防衛機関、ボーダーは
チラリと視線で迅を見る城戸さんに、私は一通り彼に聞いて来たことを察した。
城戸「そこで提案なんだが…君のことを、ボーダーで保護させてほしい」
A「保護…ですか？」
忍田「今回の侵攻で、家や家族を無くした身寄りがない者が多く出ている…必要がある者に対しては、その保護もしてるんだ」
城戸「最上には世話になった。その娘となれば尚更…君さえ良ければ、こちらで君の身の安全を保証しよう」
A「………、」
林藤「あー、返事はすぐに出さなくてもいい。今日はお見舞いと、この話をしにきたんだ。ついでといっては、最上の娘であるお前さんの顔を見に来たことくらいだ」
突然の話に戸惑っていると、林藤さんが気を遣って言ってくれる。
ボーダーって、そんなこともしてるんだ…
…けど、私は＿＿＿＿
A「…でしたら、身の安全の保証はいりません」
こうするしかない。
レイ「その代わり…私を、ボーダーに入れてください」
なにせ、私にはもう…"これ"しか残ってないのだから。
＊
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氷水(プロフ) - 海百合クラゲさん» はじめまして、嬉しいコメントありがとうございます！こういうの…っていったら難しいですが…こういう感じの夢小説少なかったのと、あまり推しを書いてる方がいなかったので書き始めました(笑)気が向いたときに見てやってください〜 (2022年8月2日 22時) (
レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
海百合クラゲ(プロフ) - えー好き。こういうの待ってたわ。ありがたやありがたや〜。 (2022年8月2日 21時) (レス) @page23 id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷水 | 作成日時：2022年6月27日 5時
