16 ページ17
A「えっと…木崎さん、ゆりさん、ミカエルさんですね。よろしくお願いします」
陽太郎「こーはい、に！」
ミカエル「よかったですね、若」
A(若…！？？)
ゆり「ふふふ、Aちゃんにも陽太郎達のこと説明するわね」
夕食の時間になり練習を切り上げると、初めて会うボーダーの人達と自己紹介を交わす。
ミカエルさんの言葉に戸惑っていると、面白そうに笑いながらもゆりさんが近界民の同盟国について教えてもらう。
ここへ来たばかりの私にそんな話していいのか不安になったが、いざというときは記憶封印措置を使うだとか…
まぁ、行く宛なんてないのだけれど。
ゆり「それにしても、女の子が増えるなんて嬉しいわぁ〜この前一人辞めちゃってね、桐絵が寂しがってたのよ」
A「え、そうな…」
小南「ぎゃーーーっ！！ちょっとゆりさん、言わないでよ！」
ゆり「あら、いいじゃない。女子が来たら、戦いについて教えてあげるんでしょ？」
A(あ、それで…)
先程、教えられないと嘆いていたのはそのこともあったみたいで、慌てて赤い顔をこちらに向ける小南。
小南「勘違いしないでね！？准から副と佐補助けたって聞いたから、度胸あるし、育てれば強くなると思ったからよ！」
A「え？…あ！もしかして小南ちゃんが准の従兄妹！？」
小南「そうよ？」
A「あんまり似てないからわかんなかった…」
小南「確かにあんま似てないけど…てか、なんで准は呼び捨て？私も呼び捨てにしてよ」
A「あ…うん、わかった…」(距離の詰め方は似てるかも)
小南が何故か嵐山兄弟の話を出したが、准が従兄妹に誘われていたことを思い出し、話が繋がる。
准をボーダーに誘ってたのって、小南ちゃんだったのか…
A「…ところでその、なんで辞めちゃったか聞いてもいいですか？その女の子…」
ゆり「この前、いっぱいトリオン兵…近界民が来たときあったでしょ？その時にボーダーで戦うのは危険だからって、ご両親が…」
A「……そうだったんですね…」
ゆり「さ、暗い話はここまでにしましょ！レイジくんのごはん、楽しみだわ〜」
木崎「た、丹精込めて作ります！！」
手を軽くたたき、夕食の準備をすることに。
今まさに人手がほしいボーダーだが、そういう理由で辞める人もいて、私はふと考える。
A(……やっぱり、親ならお父さんもそう考えるのかな…)
なんてこと、考えながら。
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 368人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
氷水(プロフ) - 海百合クラゲさん» はじめまして、嬉しいコメントありがとうございます！こういうの…っていったら難しいですが…こういう感じの夢小説少なかったのと、あまり推しを書いてる方がいなかったので書き始めました(笑)気が向いたときに見てやってください〜 (2022年8月2日 22時) (
レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
海百合クラゲ(プロフ) - えー好き。こういうの待ってたわ。ありがたやありがたや〜。 (2022年8月2日 21時) (レス) @page23 id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：氷水 | 作成日時：2022年6月27日 5時
