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だが首を突っ込んで自らの目で見届けるとしたら奴らと共に行動をし、奴らに情報を流さなければならなくなる。
それはスリザリンにとってもマイナスになるし、私自身にマイナスだ。
だが賢者の石を欲しがる人間には心当たりがある。
『…カマかけてみようかしら』
「あら、なににカマをかけてみるの？」
『いいや、こっちの話』
パンジーに聞かれたら面倒になりかねない。
『なんだかお腹壊しちゃったみたいだから御手洗に行くわ、先に教室にいっててくれる？』
｢わかったわ、先生にも伝えておくわね｣
『よろしくね』
そういうと足早に心当たりのある人物の居るであろう場所へ行く。
ドアを開けると
｢ｯ!?!?!?…Aさん、じゅ、授業が始まるのでは？｣
『あぁ、少し用がありまして。クィレル先生？』
｢な、なんの、御用｣
『クィレル先生、賢者の石というのはご存知？ニコラス・フラメルが作ったのだけれど是非本物が見てみたいと思って。闇の魔術を扱っているクィレル先生なら知っているのではないかと思っt』
つらつらと表情を見ながら喋っているととんでもない勢いで口を塞がれドアの鍵をかけられる。
｢…その石のことを、どこで知ったのです？｣
口元から手を離し近距離、おぞましい表情で問いかけてくる彼は以前の彼とは違うものを感じさせる。
彼の背後からは彼本人の魔力ではない違う物も感じられるがそれが何かはわからない。
『…随分と手荒な行動をされるのですね。生徒を部屋に入れて鍵をかけるとは』
｢答えろ｣
…逃げ道はない、か
『……禁書の棚。ニコラス・フラメルが作ったとしか書いていなかった。だからどこにあるのかと聞いたのです。』
｢お前、どこまで知っている｣
『は？どこから声が、…そういうこと。もういいです、このことは誰にも言いませんわ。本物が見たかっただけです。知らないのならそれでいい。では、』
さっきの声は『例のあの人』だろう。
きっとクィレルの体を借りている。
影響を受ける前に去った方が自分のため。
だからさっさと逃げようと思ったが鍵が開かない。
ﾁｯ、魔法をかけられたか。
｢逃がしませんよ｣
『生徒が1人に消えたとなれば大騒ぎになるのでは？とくに私の所属するスリザリン。スネイプ先生、それと…うちの両親。いいんですか？』
クィレルは少し考えたあと鍵を開けた。
『初めからそうすれば良いのです。ね、先生。』
さっさとこの空気の悪い部屋から去りたい。
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Shio(プロフ) - 更新されてる…！これからも体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年9月7日 19時) (
レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 妊娠おめでとう御座います。お体に気をつけて下さい！これからも更新楽しみにしております！！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
ろずめろ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！コロナで大変な世の中ですがお身体にはお気をつけて頑張ってください！応援してます(^^) (2020年6月2日 0時) (レス) id: 890e0792a6 (このIDを非表示/違反報告)
ロォズ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: af5d25b1e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - レムアーム石ではなくペゾアール石では… (2020年4月16日 22時) (レス) id: 2cc7740b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2019年12月10日 10時
