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｢今年も盛大ですな｣
｢やぁルシウス、会えて嬉しいよ。｣
両親の挨拶も済んだところでドラコは私の手を取りテラスへ出る。
｢こっちだ。息苦しくてたまらん。｣
『仕方ないわよ、貴族しか招待しないのよ？』
｢だからといって子供がついてまわるのはそろそろやめにしてほしいものだね。｣
彼の皮肉は安定だが少なくともテラスが近くにあったのはよかった。
『それよりも、貴方今日すごく普通なのね。』
｢どういうことだ｣
『あぁ、違うのよ。すごくスマートねって言いたかったのよ。いつもシルバーだったりゴールドだったり色が混じっているでしょう？』
｢あぁ、…女性側のパーティに行くのに自分の家庭でのパーティならまだしも、派手な格好をするのはどうかと思ってな。｣
『素晴らしい考えね。』
｢それよりも、｣
メリークリスマス、と渡してきたのは緑のリボンのかかった黒い箱。
『開けてもいいかしら？』
｢どうぞ、プリンセス｣
そう言われ開けると、中にはエメラルドがはめ込まれたピアスが入っていた。
派手すぎず控えめ過ぎず、普段でも付けれそうなタイプ。
『素敵だわ、毎日つける』
｢そりゃあ嬉しいね。学校でも付けれるようにと思ったんだ。｣
『つけるわよ、当然。今は両親から貰ったのを付けているのだけれど』
外そうとするとドラコが止める、今日は君のご両親のを付けておけと。
そう言われると今すぐつけたいのもあるが手を停めざるを得ない。
｢ほら、パーキンソンが呼んでるから行こうか、プリンセス？｣
『ほんと気取りね、いいわ、行きましょうかプリンス』
そういうと彼は少し顔を赤らめ手を引く。
いつのまにか彼との不安は消され楽しく過ごせていた。
不思議なものだ、彼との時間は何よりも幸せだし、何も考えずに一日が終わってしまう。
そうしていつのまにかパーティも終わってしまっていたのだ。
ドラコはまた学校で、と言っていたが寂しく思うのは当然である。
『あぁ、学校に早く行きたいわ。いいえ、違う。学校ではなくて彼に会いたいのね、、私。』
プラム、と呼びドレスを脱がせてもらいそのまま入浴する、スッキリしたあとはプラムにヘアパックなどをしてもらい肌の手入れも欠かさずに。
それをしているのはプラムの楽しみなのだそう。
プラム自身も使っていいのに。
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Shio(プロフ) - 更新されてる…！これからも体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年9月7日 19時) (
レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 妊娠おめでとう御座います。お体に気をつけて下さい！これからも更新楽しみにしております！！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
ろずめろ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！コロナで大変な世の中ですがお身体にはお気をつけて頑張ってください！応援してます(^^) (2020年6月2日 0時) (レス) id: 890e0792a6 (このIDを非表示/違反報告)
ロォズ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: af5d25b1e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - レムアーム石ではなくペゾアール石では… (2020年4月16日 22時) (レス) id: 2cc7740b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2019年12月10日 10時
