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そんなこんなでパーティ当日がやってきた。
色々用意していたが何より彼に会えるのは嬉しいし、パンジーも招待したから今年はきっと退屈しないだろう。
けれどやはりドラコと会っても良いのか、この先ホグワーツで何事もなく過ごせるとは限らない。
今はそんなこと考えなくてもいいのだろうが考えてしまう性だ。
けれども考えている私とは裏腹に屋敷下僕たちはせかせかとパーティの準備をし、私を着飾っている。
この日のために新調したシルクを使ったダークグリーンの優美なドレス。それに父上と母上から頂いた大きなクリスタルがついたジュエリー。
きっと母上が選んだのだろう。それでも私は嬉しいし、家族からの贈り物は全て大事にしまってある。
｢お嬢様、準備が整いましたよ｣
『ありがとうプラム、さすがね』
｢当然でございます｣
プラムは私の身の回りの世話をしていることもあり好みをよくわかっている。
メイクを施すのも全てプラムだ。
しっかり締めに私好みのブラウンレッドのリップを乗せる。
すると部屋のドアから音が聞こえ、父上が顔を出す。
｢愛しの娘、準備は出来たか？｣
『ええ父上、頂いたジュエリーも身につけました。今年もありがとうございます』
｢よく似合っているよ。シトラスは先に来賓をもてなしているから一緒に来なさい｣
『はい父上』
父上が腕を出してくれたので私は会場まで父上にエスコートされる形になる。
きっとパンジーたちはもう着いているのだろう。
会場に入ると一斉に注目されるのがわかる。
無理もない、主催の登場なのだから。
｢貴方、A。こちらへいらっしゃい｣
そうすると軽い挨拶を済まし家族で固まって行動をする。
一通り挨拶を済ませるとパンジーがこちらへくる。
｢A！会いたかったわ！｣
『久しぶりねパンジー、元気だったかしら？』
｢あなたに逢いたくてたまらなかったわ！このパーティも素敵ね、家族を招待してくれてありがとう！｣
『いいのよ、このパーティは父が主催なの。』
その後両家挨拶をかわすとパーキンソン家は別の貴族に挨拶へ行った。
パンジーは名残惜しそうだったが仕方ない。
子供は親について行くのだ。
｢やぁA、元気だったかい？｣
『あらごきげんようドラコ、今日も素敵ね』
｢君こそ綺麗だ。この会場どころか、世界で1番。｣
ドラコは控えめだが紳士な振る舞いでこちらへ来る。
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Shio(プロフ) - 更新されてる…！これからも体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年9月7日 19時) (
レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 妊娠おめでとう御座います。お体に気をつけて下さい！これからも更新楽しみにしております！！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
ろずめろ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！コロナで大変な世の中ですがお身体にはお気をつけて頑張ってください！応援してます(^^) (2020年6月2日 0時) (レス) id: 890e0792a6 (このIDを非表示/違反報告)
ロォズ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: af5d25b1e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - レムアーム石ではなくペゾアール石では… (2020年4月16日 22時) (レス) id: 2cc7740b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2019年12月10日 10時
