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そろそろクリスマス休暇が近づいてくる。
寒くなったな、と外を眺めていると、
｢ねぇ、Aはやっぱりクリスマス休暇は家に戻るの？｣
『あらごきげんようパンジー、当然じゃない。貴方を我が家のパーティーに招く約束もしたでしょう？』
｢そうだったわ！ドレスを選ばなくちゃ…！｣
ドレスか、そろそろ新調してもいいかもしれない。
それと、クリスマスプレゼントも買わなければならない。
『ドレス、楽しみにしているわね？』
｢えぇ！貴方のお家にお邪魔させていただくんですもの、当然綺麗にするわ！｣
この子のために美味しいものを用意させるために父上に手紙を書こう。
他人のためにここまでするのは初めてかもしれないが、私自身も美味しくないものは口にしたくない。
マルフォイ家は屋敷下僕が多い上にルシウスおじ様が大変横暴だから毎日必死でしょうね。
ポッターの存在が大きくなってから妖精界も騒がしくなったうえにイギリスの魔法界も騒がしい。
ポッター側に味方がついていてはたまりもないし、
屋敷下僕がポッター側についたら厄介だ。
｢やぁA、何を難しい顔をしているんだ？｣
『ごきげんよう、ドラコ。今年のクリスマスパーティーはうちで開催する予定なのよ、知っていたかしら？』
するとドラコは当然だと言いたげな顔をする。
｢当然だろう？僕と君の家の仲だ、僕の父上と君のお父上が2人で計画しているのを僕は聞いたぞ？｣
ほら、当然と言った、さすがマルフォイ家だ。
『そう、なら話が早いわね。両親の計らいで友人を1人招待するのだけれど、パンジーを呼ぶことにしたのよ。けれど、万が一食事が喉に通らなかったら失礼でしょう？だから何か好物か、万人受けするものを普段から口にしている食品で作ってもらおうと思っていて』
｢そうか、……なら、無難にパスタはどうだ？万人受けするし、現にホグワーツでも出るだろう？｣
『あらいいじゃない、ドラコにしてはなかなかだわ』
僕にしてはとはどういうことだと喚いているドラコを放って軽く手紙を書き、梟のジャックに括り付ける。
名前？ハンサムな顔つきしているからに決まっている。
実を言うと父上がつけた。
『頼んだわよ、』
そう言うと高々と飛んでいく。
｢君の梟は賢いな｣
『当然でしょう？うちには優秀な者しかいないわ』
そう微笑むと彼も微笑み返してくる。
その顔がとても、とてもハンサムなのは調子に乗るから黙っておこう。
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Shio(プロフ) - 更新されてる…！これからも体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年9月7日 19時) (
レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 妊娠おめでとう御座います。お体に気をつけて下さい！これからも更新楽しみにしております！！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
ろずめろ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！コロナで大変な世の中ですがお身体にはお気をつけて頑張ってください！応援してます(^^) (2020年6月2日 0時) (レス) id: 890e0792a6 (このIDを非表示/違反報告)
ロォズ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: af5d25b1e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - レムアーム石ではなくペゾアール石では… (2020年4月16日 22時) (レス) id: 2cc7740b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2019年12月10日 10時
