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パンジーが寝たのを確認すると私はベッドから出て談話室へと足を運ぶ。
もちろんそこで待ち合わせをしているのはドラコだ。
寝なきゃけないのはわかっているが、最近2人になれていなくて少し寂しいと梟を送ると、
【今夜談話室で待っている。】
と返事が来た。
その時の顔をパンジーに見られなくてよかった。
彼女なら覗きに来るだろうから。
談話室に着くとそこにはソファーで静かに寝ているドラコがいた。
隣に腰かけドラコの肩に頭を乗せてみる。
我ながらこんなことをしたのは初めてだから、少し恥ずかしい。
やっぱりやめておこう、そう思い頭をあげると
｢離れるのか？｣
『!?!?……貴方起きていたのね？この狸寝入り。』
｢素直にくっついておけばいい、一緒に寝た仲じゃないか。｣
『それとこれとは違うのよ。……それより、』
｢あぁ、ほら、｣
『ん、』
彼はそっと抱きしめてくれる。
日頃からドラコと以外あまり行動しないからか、パンジーと行動するようになってから気を使い始めたのか疲れてしまった。
疲れやストレス、焦りなどが目の色に影響するのだ。
あの方と一緒だと、父上が言っていた。
あの方は色が変わる訳では無いのかよく知らない。
でも、私は負担がかかるとこうなる。
最近はコントロールできていたのに、誰もが忌み嫌うあの方の目の色と同じ赤になる。
母上は、指で魔法が使えるのはそういう事なのだろうと考えていると言っていた。
父も母も好きだ。私をここまで育ててくれた。
じわじわと眼球が熱くなるのがわかる。
｢目を瞑れ。大丈夫だ、僕はここにいるし、君の傍から離れたりしない。｣
ドラコの手で目を覆われる。
これが1番落ち着く。
もちろん心を許しているから。
彼は私の事情を知りながらも愛してくれて、
婚約までしてくれて、
傍にいてくれると囁く。
私には彼が必要。
彼がいなきゃダメ。
彼を失うのが怖い。
闇の魔術も、禁忌の術も、
たとえそれが間違っていたとしても
彼のそばに居るためになんでもする。
私は彼に依存している。
『……ドラコ』
｢じっとしてろ、まだ目が熱い。｣
『ねぇ、』
｢……どうかしたのか？｣
『私、ずっとあなたのそばにいていいの？』
｢僕は君じゃないと困るんだが？｣
いかにもスリザリンらしい微笑みをし、
彼は私にフレンチキスをする。
『……すきよ、ドラコ』
そう呟き、私の意識は闇に落ちた。
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Shio(プロフ) - 更新されてる…！これからも体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年9月7日 19時) (
レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 妊娠おめでとう御座います。お体に気をつけて下さい！これからも更新楽しみにしております！！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
ろずめろ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！コロナで大変な世の中ですがお身体にはお気をつけて頑張ってください！応援してます(^^) (2020年6月2日 0時) (レス) id: 890e0792a6 (このIDを非表示/違反報告)
ロォズ(プロフ) - 妊娠おめでとうございます！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: af5d25b1e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - レムアーム石ではなくペゾアール石では… (2020年4月16日 22時) (レス) id: 2cc7740b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝夜 | 作成日時：2019年12月10日 10時
