年上彼女は夜の蝶 (ページ10)

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『まさかネットニュースになるとは、、、』

今日は同伴がないらしく、家で一緒に夜ご飯を食べる。

織「知名度すごいじゃん。」

『いや～参ったな～。』

先程までいた彼女のマネージャーは顔出しをしないかと交渉してたのを部屋の前を通りかかった時に聞いてしまった。

織「顔出し、しないの？」

『それね～』

うーんと唸ってる。

『実はさ、来月のバースデーであがろうと思ってる。』

織「え？」

『会社も大きくできたし、もうそんなに必死にならなくてもいいかなって。まあ、あくまで現役をって感じだけど。』

織「これからはどうするの？」

『お店が新店を出したいんだって。その新店をプロデュースしてみないかって。それにあたって顔出ししてみてらどうかって。』

織「顔出ししたらいいじゃん。」

ビジュアルがいい人が宣伝をする方がいいのはそれだけの効果があるから。

会社がファッションやコスメ業界に介入したなら尚更、みんなの目を引く広告塔が必要なのは確かだ。