年上彼女は夜の蝶 (ページ7)

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正「Aちゃん強いな～」

『まぁね！』

あっという間にワインもグラス1杯分まで減っていた。

黒「Aさんのお仕事って、、、」

リビングにあるシャンパンボトルと年齢に似つかない高級マンション。

容易に想像はつくはず。

『キャバ嬢だよ。だけど、ネイルサロンも経営してるからそこそこ安定してる。顔出しもしてないし、尚大に不利益になることはしないよ。』

そもそも私の存在が不利益か！

笑いながらそう言った。

深「そんなことないんじゃないですか？Aさんがいた方が織山くん調子よさそうだし。」

黒「確かに。機嫌いい」

織「いつも機嫌悪いみたいじゃん。」

黒「違うの？」

織「違うし。」

実際のところ、本当に調子は良いし、機嫌も良い。

Aが支えてくれるから頑張れるし、早く1人前になろうと思える。

『2人ともありがとう。』

最後の1杯を飲み終え、少し酔いが回ったのかふにゃりとした笑顔を見せる。

正「正門はオリをつまみにお酒が飲めるお友達が出来て嬉しいわ～」

こちらもふにゃふにゃ。