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時差で乗ったタクシーの中で彼女は静かに窓の外を見てる。
手は握られたまま。
たまに彼女は遠い目をすることがある。
織「運転手さん、そこの角のマンションで止めてください。」
事務所近くにある高級マンション。
半同棲から同棲になりつつある、彼女のマンションだ。
家に着くと、ソファにダイブした彼女に水のペットボトルを差し出す。
『ありがとう。』
織「さっきは冷たい言い方してごめん。」
『大丈夫。みんなの前だったし。』
織「仕事お疲れ様。」
『尚大もお疲れ様。』
織「来てくれてありがとう。」
『アイドルしてる尚大が見れて楽しかったよ！』
織「今日は休み？」
『今のところはそのつもり〜。』
織「シャワー浴びてくる。」
『はーい。』
寝てないだろうから、きっと出てくる頃には寝てるんだろうなと思いながら浴室に向かった。
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なつ(プロフ) - はじめまして！この作品すごく好きです。更新待っています！ (4月13日 21時) (
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作者名：松莉 恋 | 作成日時：2024年3月6日 20時
