部活選び�� ページ9
エースside
『……ここにする』
「「えっ！？」」
馬術部が活動している場所に着くなりそう言うAを、思わず二度見してしまった。
「もうちょいよく考えねぇ？」
「そうだぞ。まだ見てない部活もあるだろう？」
デュースと2人で即決するのを止めようとするけど、Aはもう決めたのか、全く動じなかった。
「……いいのかなぁ」
運動部はこれだけだけど、文化部はまだある。
それに、文化部はまだ1つも見てないじゃないか。
「おや、珍しい客人だね」
突然後ろから声をかけられ、驚いて振り返ると馬に乗ったリドル寮長がオレたちを見下ろしていた。
「リドル！」
「寮長！お疲れ様です！」
「おつかれさまです」
デュースは挨拶に気合入れすぎだろ。
Aもペコリと頭を下げた。
「どうしたんだい。誰かに用でも？」
「Aのために、部活動見学をしてるんです」
デュースが説明すると、リドル寮長は納得したように頷いた。
「なるほどね。よく見ていくといい」
リドル寮長がそう言うと、寮長を乗せている馬も嬉しそうに鼻を鳴らした。
『……お名前は？』
「この子かい？ヴォーパルだよ」
Aがそっと手を伸ばすと、ヴォーパルという馬はその手に顔を擦り寄せた。
「！……キミは馬術の心得があるのかい？」
『ええ、まあ。随分前の話ですが』
寮長が驚いたように目を見開く。
何にそんなにビックリしたんだろう。
「……この子はあまり他の人には懐かないんだけれど……。すごいね、A」
『お褒めにあずかり、光栄です』
Aは上品にニコリと笑った。
なんか知らないけど、ふとした瞬間にAが上品に見えることがある。
元の世界では軍人だったとは聞いたけど……またいつかもっと詳しく聞こうかな。
『乗馬できる馬はいますか？』
「そうだね……今は全部……ああ、先日入った馬がいるんだけれど……」
Aは少し乗りたいのか、馬がいるかを聞いた。
すると寮長は少し歯切れの悪い回答をしてある方向を向いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 402人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
neo(プロフ) - 洸さん» 一気に見てくださり、ありがとうございます、嬉しいです！具体的な感想まで...！これからも楽しんでもらえるように頑張ります。 (2020年7月3日 22時) (
レス) id: f4dfe588e4 (このIDを非表示/違反報告)
洸(プロフ) - 先ほどコメントしたのですが、誤字があったのでし直します> < 1日で��.��.��.�諺瓦童�てしまいました！本当に惹かれる作品です…！時々笑いもありと楽しんで見れます…！！更新頑張ってください！ (2020年7月3日 22時) (レス) id: 6d6b8b4f55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：neo | 作成日時：2020年7月2日 17時
