52.ハイ先生! ページ2
Aとひちょる兄さんが箱を持って俺の所にやってきた
覗いてみると、シルバーアクセがいろいろ入っている
「へー…こういうのないの?」
ひとつひとつ手にとっては感心していた兄さんが、俺の胸先をぐいっと引っ張って指差した
うわうわっお気に入りの服なのに!
ちょっと伸びたTシャツを気にしながらAを見る
すっごい笑顔でこっち見てる!うはは
「それは最初から1コしか作ってないからないんです」
「ふーん」
「あ、作ってみますか?いぇそんさんとも約束してたんですよ」
ねぇ?なんて可愛い顔で首を傾げるAに俺は勢いよく何度も頷く
「俺はいぇそんの作るとこでも見てるわ」
じゃあ、と準備をし始めたAは気付いていないだろうけど、ソファにふんぞり返って座っている兄さんの顔は何か企んでいる絶対に何か企んでいる
「この粘土で好きな形を作って――
って感じです。で、どんなの作ります?」
「こんな感じのを作りたい」
俺は伸びたTシャツからネックレスを取り出した
昨日貰った時から決めてたんだよね
んで完成したら…へへっ
「コレですか?…もしかしてあんまり気に入らなかったですか…?」
さっきまでニコニコしてたAが、不安げな顔になった
ええー?なんで?めちゃくちゃ気に入ってるのに…
はっ、それを伝えなければいけないって事か!
「いや気に入って気に入りすぎちゃってるからだから作ってみたいわけ、んでそれをあげたらお揃いっぽくていいなって思ったんだけど上手く出来るといいな!だろ!」
伝わったかはわからないけど、Aがまた笑ってるからきっと大丈夫だろう
後ろでひちょる兄さんも笑い転げているのが気になる所だが、あの人はよくわからない人だから、うん、大丈夫だろう
「ふふふっ、頑張って!」
「ハイ先生!」
Aから説明を聞いて、俺はネックレスを外して横に置いた
「私もどうなってるかよく覚えてないから、見ながらそれっぽく」
背後から覗き込んで指導してくれるAの髪が視界の端にチラチラ入ってくる
振り向いたらすんごい近いよな…ゴクリ
「どうだ、捗ってるか!?」
背中にズシンと重みが…
ひちょる兄さんが、Aごと俺に抱き付いてきた
手元が狂って変になってしまうのと同時に後頭部の柔らかい感触に気が変になってしまう!!
ラッキーアイテム
革ベルト
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じょすぺ(プロフ) - るーいさん» ありがとうございます!まだほかの作品も書いてるのでよかったら読んでみてください♪ (2014年12月19日 6時) (レス) id: 1ae1aca594 (このIDを非表示/違反報告)
るーい - すごく楽しくキュンキュンしながらみてました~最高です(o^−^o) (2014年12月18日 2時) (レス) id: 1daa9b3578 (このIDを非表示/違反報告)
josp - さつきさま 「しょぼーん」って実際に言ってるいぇそんさんがパボでしょ?(^^) 私はお尻フェチ(笑 (2011年1月17日 13時) (携帯から) (レス) id: 00aad8e2be (このIDを非表示/違反報告)
さつき - 気づきましたよ(笑)エッって思って何回も読み返しました(^^ゞ…お尻をフリフリするイェソンかわいい♪花束くれるなんて(〃▽〃)素敵!最後の「しょぼーん」がイイ(*≧m≦*) (2011年1月14日 17時) (携帯から) (レス) id: fd952532e0 (このIDを非表示/違反報告)
josp - さつきさま 言い間違い気付いてもらえてヨカッタ!誤解はしないんですよーふふふ (2011年1月14日 8時) (携帯から) (レス) id: 00aad8e2be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:josp | 作成日時:2010年12月16日 19時