第10話 ポップコーンはなんの味? ページ11
私たちの気持ちは変わらない
あとは、らぁら次第ってことだ
みれぃ「こう言ってはなんだけど・・・、やっぱり私にとって、らぁらは特別なの」
A「うん、わかるよ」
バッグからマイチケを取り出してスキャンした
きらめく光の中で・・・、私たちは輝くアイドルの姿へと変身する
みれぃ「ソラミスマイルは永遠ぷり!」
A「その意気だよ!」
☆
らぁらはというと、ソラミスマイルの楽屋で待っていた
そふぃはいない、これで3人きりだ
らぁら「Aさんと一緒に来たんだ」
みれぃ「らぁら・・・、みれぃの正直な気持ちを聞いて欲しいぷり」
私は一歩引いた位置から、みれぃとらぁらが向かい合うのを見ていた
みれぃ「まずは・・・、黙っていたことをもう一度ちゃんと謝るぷり。ごめん」
らぁら「うん」
みれぃが頭を下げるのを、らぁらはすねたように腕を組んだままじっと見続けた
みれぃ「でも、みれぃは今のみんなとの関係が大好きぷり。たくさんのトモダチと仲間がいて、ひとりひとりが特別ぷり。違うのは、"特別"にもいろんな種類があるってことぷり」
らぁら「・・・、」
みれぃ「らぁらはみれぃの一番の親友で、仲間で、チームメイトで、ライバルで・・・、離ればなれになるなんて考えられないぷり!だから」
みれぃはらぁらの手にすがりつくように握り締めた
みれぃ「これからも、ずっと一緒にいて欲しいぷり、たとえ"恋人"ではなかったとしても」
気まずい沈黙・・・、
らぁら「えっとね、もう怒ってないよ」
みれぃはハッと顔を上げた
らぁら「ちゃんとごめんなさいできたから許してあげる。でも、あたしの気持ちは変わらないから」
それって・・・、
らぁら「これはあたしたち"3人の"ナイショね、わかった?」
らぁらは人差し指を唇に当ててみせた
笑顔が戻っていた
みれぃ「ら、らぁら〜〜〜。゚(゚´▽`゚)゚。」
A「よかった、ありがとう、らぁら」
らぁら「Aさんもトモダチだよ!そうだ、今からライブしようよ!」
え、今から!?
みれぃ「らぁら♡好き♡好きぷり〜♡」
らぁら「それじゃ、会場へレッツゴー!」
A「え、ちょ、待ってー!」
ふたりの笑顔がポップコーンみたいに弾けてる
もー、しょうがないなあ
私は3人分のプリチケバッグを抱えてあとを追いかけた
第11話 ま〜ぶるMake up a-ha-ha!→←第9話 杏仁豆腐で安心トーク
11人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きらるり(プロフ) - rainさん» コメントありがとうございます!喜んでもらえたなら書いて良かったです(*゚▽゚*) これからも頑張ります♪ (2017年8月8日 8時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
rain(プロフ) - 大分遅れてしまいました…!すみません!!リクエスト聞いて下さりありがとうございました!みれぃの可愛さも引き出せていて、とっても最高です!ありがとうございました!これからも頑張ってください! (2017年8月8日 1時) (レス) id: 7c94f7b176 (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - 田舎のもやしっ子さん» コメントありがとうございます!キュンキュンするお話を目指したのでそう言っていただけて本当に嬉しいです!ありがとうございました(´▽`) (2017年7月1日 23時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
田舎のもやしっ子 - 初めまして!めちゃくちゃキュンキュンしました…!素敵な小説をありがとうございます(*´-`) (2017年7月1日 12時) (レス) id: 4d50fd0230 (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - プリパラ大好きさん» コメントありがとうございます!これからも頑張ります(´▽`) (2017年6月20日 21時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きらるり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時:2017年5月6日 15時