第15話 ライバルは私 ページ16
私はプリパラタウンを走り回った
イブの浮かれた空気と違って、クリスマス当日はみんな静かだ
通行人にじろじろ見られるのも構わず私は探し続けた
ウミヘビ「あれ?Aニョロ?今日は休むって・・・、」
A「ウミヘビ!ちょうど良かった、そふぃがどこにいるか知らない?」
ウミヘビ「今日はそふぃもライブの予定はないニョロ、きっとプリパラタウンの外ニョロ」
A「そっか・・・、」
プリパラの外にいるそふぃを探すのはさすがに無理よね・・・、
プリパスもリンクしてないし、どこに住んでるのかも知らない
今日は無理なのかな・・・、
そふぃ「私はここよ」
振り向いたら・・・、
北条そふぃ!!!!
A「どうしてここに?」
そふぃ「あなたを探していたの。どうしても話がしたくて」
呆然と立ち尽くす私を、そふぃは突然抱き締めた
ちょ・・・そふぃ!?
そふぃ「私はあなたに嫌われるのが怖くて、ずっと言えなかったの。レッドフラッシュのこと・・・、でも、あなたを傷付けてしまった・・・、ごめんなさい」
A「いいえ、私が悪いの!そふぃの気持ちも考えずに逃げ出したりして・・・、ごめんなさいを言うのは、私のほうよ」
私たちは見つめあった
それだけで、お互いの気持ちが伝わるようだった
これ以上言葉はいらない
私たちは雪ふる街の片隅でクスクス小さく笑い合った
A「たとえ本当の姿がどんなでも・・・、頑張ってるそふぃが、本当の本当のそふぃよ。ねえ、これからも私のライバルでいてくれる?最高にクールでかっこいい北条そふぃとして」
そふぃ「もちろんよ。ライバルは綾鷹Aただひとりだわ」
そこまで言ってそふぃは急に辺りをキョロキョロ見渡した
何かと思っていたら・・・、
そふぃ「選ばれたのは、綾鷹」
ちゅっ♡
A「ちょっ!?今キスして・・・、」
そふぃ「フフッ、挑戦を待っているわ」
ああもう・・・、
そふぃにはかなわない・・・♡
私はしばらく雪の中で余韻を味わっていた
つづきます
18人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きらるり(プロフ) - まりタン♪さん» こんにちは!コメントありがとうございます!楽しんでくれて嬉しいです(*´∇`*) 続編もよろしくお願いします♪ (2016年4月24日 9時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
まりタン♪ - 自分を想像しながら読めるっていいですね☆ ちなみに、私は「綾鷹まりな」としました!面白かったです☆続編読みまーす! (2016年4月23日 22時) (レス) id: 74733037cc (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ラブさん» ありがとうございます!ドレッシングパフェは私も好きです♪次は他のキャラたちも出してあげたいです。 (2015年6月7日 10時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
ラブ(プロフ) - とっても面白いですよ♪ドレッシングパフェ出てる!! (2015年6月6日 15時) (レス) id: 4ed7fc1ff0 (このIDを非表示/違反報告)
かーな - 面白いです。ありがとうございます (2015年5月29日 19時) (レス) id: d4262e9599 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きらるり | 作成日時:2015年5月6日 23時