第7話 What is the "Design"? ページ8
あんず『読めた?』
お昼前になって、あんずちゃんからテレチャが来た
A『アプリは使えた!読むのはまだ途中だけど』
あんず『良かった!頑張って♡♡』
私は目線でページを少し戻して、マークしていたある文章をあんずちゃんに送った
『言うまでもなく、デザインとは単なる「美術」ではない。
ドレスをデザインするとはそのドレスが持つ役割、目的を果たせるように機能を持たせることである。たとえば、
明るい気分のステージにしたい(目的)
↓
明るい印象のドレス(機能)が必要
↓
"明るい"機能を持つ要素を組み合わせたデザイン(設計)
(明るい色、柔らかい印象の形、温かみのあるモチーフ、etc...)』
A『ここ、すごく重要なことを言っている気がする・・・、つまり、ドレスを"デザイン"するには、そもそも目的がないと始まらないってこと』
あんず『確かに。漠然と「いい感じのドレス」とか言われても、範囲が広すぎて何も思いつかないよね』
でも、誰のために、なんのためにそのドレスを着るのかを考えれば・・・、
自然と方向性は定まってくる
私は、アイカツを見た人に、アイカツはいいなって思ってほしい
何もかもが古いはずなのに、何もかもが新しくて、わくわくして、ドキドキするあの気持ちになってほしい
初めてアイカツを見たとき、どうして私はドキドキしたんだろう?
そのドキドキに、ドレスはどう関係していたの?
ステージはソレイユのダイヤモンドハッピー
コーデはスターサンライズコーデを中心とした、太陽がモチーフのユニットドレス
あの時、私は―――
あんず『まあ、順調そうでよかった。ところで明日ヒマ?』
A『明日? うん、特に予定ないけど』
あんずちゃんはテレチャをアヤメちゃんを入れた3人のチャンネルに切り替えた
あんず『というわけでAちゃんも呼んだわけだけど』
アヤメ『じゃ、一蓮托生だな』
A『なに?』
次のメッセージは文じゃなくて地図だった
これは・・・、
あんず『フューチャリングガールの本社ビルよ』
A『!?』
あんず『実は、アイカツのカード化マシンが手に入るかもしれないの』
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きらるり(プロフ) - 紅妃さん» 初めまして!コメントありがとうございます(*゚▽゚*) そう言って貰えて嬉しいです、更新頑張ります! (2018年5月18日 18時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
紅妃(プロフ) - 初めまして、つい最近この作品を見つけ、第1巻から読ませていただきました。とっっても面白いです!展開のテンポもよく、先が気になります。これからも応援しています^ ^ (2018年5月18日 12時) (レス) id: d4608e4b4b (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ゆゆゆさん» こっちでもコメントありがとうございます!もうすぐ次章を更新できると思いますのでよろしくお願いします♪ (2018年5月14日 8時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 続編ありがとうございます! 主人公とあんずちゃんとアヤメちゃんの続きの物語が読めてとても嬉しいです。これからも更新頑張ってください。応援してます! (2018年5月13日 23時) (レス) id: 361e2104ee (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - かほさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて私も嬉しいです!しばらくはマメに更新できると思いますのでよろしくお願いします♪ (2018年4月8日 22時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きらるり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時:2018年4月8日 14時