【アイカツ！】マガトの呪いと宵闇のコーデ

第6話　もうひとりの私 ページ7

ピロンピロンピロン♪

A「ふあ！？」


アイカツフォンのアラームで目が覚めた
今のは・・・、
今のも夢？

私の名前はA！
アイドル学校、スターライト学園に通う中学二年生

アイカツ、やってます♪

そして・・・、


スミレ「おはよう、Aちゃん」

ドキッ！？

A「お、おはようスミレちゃん」

この子は氷上スミレちゃん
私の一番の親友なんだけど・・・、

スミレ「どうしたの？顔色が悪いような・・・、」
A「あっ大丈夫大丈夫！元気なんだけど、ちょっと夢見が悪くて・・・、」

夢で起きたことが、現実でも起きる夢
それも、最後はスミレちゃんに殺される結末で・・・、

スミレ「夢に二回も私が出てくるなんて、そんなに私に会いたかったの？♡」
A「もー笑いごとじゃないよー、超怖かったんだからぁ」
スミレ「フフッ、ごめんってば。あのね、夢の中の夢・・・、多重夢は、自分を客観的に見つめるときに見ると言われているわ」

客観的に？
自分が他の人から見てどうかってこと？

スミレ「夢の中で自分はどんな風だった？楽しかった？それとも辛かった？」
A「ずっと楽しい一日が続くんだけど、最後に怖いことが起こるの・・・、」
スミレ「そうなんだ・・・、怖い夢を見る夢は、現実の自分がうまくいきすぎていると感じている時に、いつか反動がくるんじゃないかっていう不安が見せるといわれているの」

さすがスミレちゃん、夢占いもできるんだ
そういえば夢の中でも何か教えてもらったような・・・、

スミレ「つまり、いいこと占い的には・・・、何もかもうまくいってる、今のままで大丈夫ってこと♡」
A「そっか、そうなのかも。ありがとうスミレちゃん」

確かに最近の私、ちょっと幸せすぎたかも
アイカツもうまくいってるし、レベル高いオーディションにも受かった
それに・・・、今日はスミレちゃんとデートだしね♡

スミレちゃん本人に言われて、だいぶ気持ちが楽になってきた
せっかくのオフだもん、楽しまなきゃ損だよ♪

スミレ「それじゃ行こうか、今日はどこから回る？」
A「新しいシューズ欲しいんだー、それに冬物コートも！」

どうせ夢なんてすぐに忘れちゃうんだから！
私たちは意気揚々と学園の外へと出かけていった

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