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21話。 ページ22

相川さんのミニコンサートが終わり、二人分の盛大な拍手の音がやがて消えると、0組はしんと静かになった。



その静寂を破ったのは、意外な事に天宮くんだった。



「…すごい…!!」



瞳をキラキラと輝かせて、はっきりと笑っている。



見ているこっちも頬が緩んでしまうほど無邪気な笑みは、相川さんに負けず劣らず純粋で子供らしかった。



「ほんと!?喜んでもらえて良かったぁ!」



そんな彼の笑顔に相川さんはぎゅっと握った両手を天井に突きつけて喜びを露わにする。



相川さんに完全に警戒を解いた天宮くんは、「インターネットでさっきの曲聴けるんですか?」と興味津々に相川さんに聞いている。



相川さんは「うんっ!」と答え、ギターをそっと丁寧に棚に戻すと恥ずかしそうに、



「一番初めに披露した夢のまた夢って曲は、初めてミリオン突破した曲なの。まふまふって調べれば色々出てくるよ」



「まふまふ…?あ、相川さんって、下の名前真冬さんでしたもんね」



「そ、そうだね。Aちゃんが付けてくれたんだよ」



やばい。ちょっとぼーっとしてる間に私のネーミングセンスのなさがバレてしまった。



「ほ、ほら、」



「すごくいい名前だね!すごい!」



ハイテンションの天宮くんは私の言い訳を遮ってこちらに振り返りながらそう言い放った。



…まぁ、二人も気に入ってくれてるんならそれでいいや。



もう、自己嫌悪はやめよう。

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るぅ(プロフ) - 小説見ても、最後のあとがき見ても泣きました!最高でした!これからも頑張ってください!全力で応援してます!! (2018年9月22日 22時) (レス) id: 44848c94a9 (このIDを非表示/違反報告)
しあ。(プロフ) - うはー、セイシュンすぎるー( ・ω・) (2018年7月20日 10時) (レス) id: 3344a8c17f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち - なので周りの人に悩みが伝えられて『不登校』などでも自分で考えて選択できている人は私なんかより強い人だと思います。(実はリスカとかもしてしまっていて)こんなものをネットでしか出せない、しかもまとまりの無い自分語りでした。長文すいません (2018年7月11日 2時) (レス) id: 59a56879c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち - 私は小説とかで出てくる『何でも言える友達』という存在が羨ましいです仲のいい子はいるけどどこか信用できなくていつも八方美人してしまって学校から帰って暗くなってしまいますでも不登校になったりとか特別な教室での通学するほどの勇気すら持てません (2018年7月11日 1時) (レス) id: 59a56879c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち - 今回も素敵なお話でしたなんだか温かい気持ちになりました (2018年7月11日 1時) (レス) id: 59a56879c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:想伝 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月24日 13時

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