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紫耀side
「お前、どういうつもり」
新「どういうって、廉くんには話したけど、私廉くんファンなの」
神「それとどう繋がるんだよ」
新「だーかーら、廉くんを私のモノにしたくて、誘拐したの」
誘拐したの〜って。ほんとこいつの頭どうかしてる。
岸「痛みを与える必要なんてねーだろ。なんで手を出したんだ」
新「え?だって、一筋縄ではいかないでしょ?廉くんって勘がいいから。痛みで躾ないと。ね?」
なんだよそれ、本当にくずだな。考えが。
どうしたらそんな考えに至るのか理解できない。
俺は怒りをぶつけた。
「それは躾なんて言わない。廉を好きなら…廉のファンならそんなことすんなよ!」
新「っ…」
「こんな目に遭わせて何がしたかったんだ!そんなんで、自分のものに出来ると思うな!」
そう言って俺は警察に連絡を入れて
女は警察へと連行された。
そして救急車も同時に呼んでたから
警察が来た数分後に、救急車も到着。
「岸くん、先に廉と行ってて」
「おう。分かった」
岸くんに同乗してもらって、俺はお偉いさんに電話を入れて
どうなったかを説明すると後日正式に謝罪と廉へお見舞いに病院に伺いたいとの事。
俺だけじゃ決められなくて、その場にいた
海人、じん、玄樹に聞くと良いって言ってくれたから
後日お待ちしております。そう伝えて電話を切った。
*
*
それから俺らも車に乗って、病院へ向かうと
処置室…ではなく手術室前で座ってる岸くんの姿が見えてすぐさま駆け寄った。
海「岸くん!手術って…」
岸「うん、俺も詳しく聞いてないから分かんねーけど、処置できるレベルの怪我じゃなくて…手術が必要らしい…」
「まじか…」
岸「うん、骨折とか傷がかなり酷いらしくて…手術時間も不明らしくて…ここで待機って言う事みたい」
神「そっか、、」
海「傍に居たけど、かなり辛そうだったし、後半意識飛ばしてたもん…」
そうだよね、海人と玄樹が傍に居て廉の事を見ててくれたから余計に分かって辛いよね。
*
*
俺らが到着して3時間半が経過した頃、手術中の赤いランプが消えた瞬間
メンバー全員が立ち上がった。
暫くすると、ストレッチャーに乗せられて眠ってる廉と
その廉の頭の近くに渡辺先生が出てきた。
「先生、廉は!?」
渡辺「あ、皆さん。別室でお話ししましょうか」
「はい」
そう言われて廉は先に看護師さん達に連れられて
病室に運ばれていった。
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗こちらこそ。素敵なリクエスト下さりありがとうございます。勝手に女性恐怖症を入れてしまい申し訳ないです。これからも私なりのペースでの更新になりますが、覗きに来てくださると嬉しいです。 (2022年9月25日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ありがとうございます! それと お話書いて下さりありがとうございます(^^) 女性恐怖症も追加して下さり 想像以上のお話でした! とても感動しました。これからも黒瀬さんの作品楽しみにしてます! (2022年9月24日 20時) (レス) @page43 id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗承知いたしました。お応えするまでかなりお時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです^^ (2022年9月24日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 黒瀬優花さん» はい! それでお願いします🙇♀️ (2022年9月24日 12時) (レス) id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさんこんばんは☆コメント&リクエスト下さりありがとうございます。平野くん付き添い&看病という受け取りで大丈夫でしょうか?それでも大丈夫でしたら、書かせて頂きます!^^ (2022年9月23日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2022年7月20日 20時