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紫耀side
「よかった、まだ寝てる」
岸「ガチでよかったぁ…」
少し時間がかかっちゃったから、廉に何かあったら…と
病室に戻る廊下を歩いてる時ずっと不安で堪らなくて
みんな自然と早足に…。
ドアを開けて病室に入れば、スヤスヤと変わらず眠ってる廉の姿に
安堵のため息が漏れる。
海「先生がいいって言ってたから、廉にはプリン買ってきたよ〜？」
「ふふ、食べれればいいね」
今回は、病気で入院してるわけじゃないから
特に食べ物にも飲み物にも制限がない。
だから、あまり食べてるイメージはないけど、
食べやすくて甘い、プリンを買ってみたんだ。
食べてくれたらいいなぁ…。
そう思いながら袋から取り出して、備え付けの冷蔵庫に仕舞う。
＊
＊
みんなでチラチラ廉の様子を見ながら
買ってきたお弁当を頬張る。
ここの病院の売店で買うお弁当は本当に美味しい。
お店の中で作ってる『手作り弁当』らしくて
割と新しい、出来立てに近い状態のが売ってるから美味しいんだよね。
海「ん〜、美味しい。売店食でこんなにおいしいんだから、病院食はもっと美味しいだろうね」
玄「だろうね〜。廉に今度聞いてみよーっと」
なんて話をしてたら、廉がもぞもぞと小さく体を動かし始めた。
「どうした？」
まだ傷が痛むだろうし、何より手術後。
あまり動くのは良くないよな。
すぐに廉の元に駆け寄って手を握って声を掛ける。
廉「っ、はぁっ…しょ、」
「うん。大丈夫。紫耀はここにいるよ」
廉「っ、ふぅ……」
どうしたんだろう、急に俺の名前を呼んだかと思えば
苦しそうに呼吸をしてる廉。
海「れーん、どうした？」
廉「こわ、いっ…」
「っ…」
廉が零した小さな本音に、言葉が詰まる。
廉「おんな、の人…こわいっ、」
そう…だよな。
ファンとは言え、女の人にあんだけ酷い事をされて
怪我まで負わされた。
恐怖を感じないわけないよな…。
「うん、怖いね。大丈夫。今ここにいるのは男だけ。看護師さんも男の人に変えてもらう？」
その言葉に、喋るのが疲れてしまったのか
きゅっと握ってた手に力を入れて教えてくれた。
「分かった。後で渡辺先生に伝えておくね」
廉(きゅっ)
いつも廉を担当してくれるのは、顔なじみの看護師さんで
女性。なんだよね。
今、廉は女性が怖いから
看護師さんも男性にチェンジしてもらった方が
廉への負担も減るよね。
後で忘れないで渡辺先生に頼まなきゃ
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗こちらこそ。素敵なリクエスト下さりありがとうございます。勝手に女性恐怖症を入れてしまい申し訳ないです。これからも私なりのペースでの更新になりますが、覗きに来てくださると嬉しいです。 (2022年9月25日 8時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ありがとうございます！ それと お話書いて下さりありがとうございます(^^) 女性恐怖症も追加して下さり 想像以上のお話でした！ とても感動しました。これからも黒瀬さんの作品楽しみにしてます！ (2022年9月24日 20時) (レス) @page43 id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗承知いたしました。お応えするまでかなりお時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです^^ (2022年9月24日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 黒瀬優花さん» はい！ それでお願いします🙇♀️ (2022年9月24日 12時) (レス) id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさんこんばんは☆コメント&リクエスト下さりありがとうございます。平野くん付き添い&看病という受け取りで大丈夫でしょうか？それでも大丈夫でしたら、書かせて頂きます！^^ (2022年9月23日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2022年7月20日 20時
