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紫耀side
いつもなら、渡辺先生の所にいこう。
って言うと、すぐに病院だとしんどいのに
理解するのが秒だからイヤイヤ言う廉。
なのに…
廉「はぁはぁっ…っ、んっ…はぁ、」
今日は反抗1つせず、
というか出来ないって言う方が
正しいんだとは思うんだけどさ。
ぐったりと、お腹を抑えて
荒い呼吸を繰り返してる廉を
隣に乗せて病院へと車で向かう。
「大丈夫だからね、俺いるから」
赤信号で止まったタイミングで
ぐったりしてる廉に声をかける。
*
*
病院に到着して、廉を抱きかかえて受付に向かう。
「あの、渡辺先生に診て頂きたいんですが」
受「承知しました。今空いてますので、5番の診察室へどうぞ」
受け付けの方が確認してくれて
すぐに診てもらえる状態になった。
「ありがとうございます！」
お礼を言って速歩で5番の診察室に向かった。
*
*
「先生、お願いしますっ…」
先「しんどいね、廉くんをそこの白いベットに寝かせてください」
「はいっ、」
先生の指示通り、廉を白いベットに寝かせる。
先「いつからこの状態ですか？」
先生からの幾つかの質問に答えて
廉の状態をなるべく細かく
俺がわかる範囲でつたえる。
先「症状と平野さんの話を照らし合わせてかんがえると、、廉くんは重度のノロウィルスにかかってると思われます」
「え、のろ…」
先「はい。詳しい検査をしてみないと、断定は出来ませんが…恐らくノロで間違いないかと」
そこからは本当に瞬きしてる間に終わった
ってくらい早かった。
いつの間にか廉の検査が終わってて
先生からやはりノロで間違いないといわれて
症状が落ち着くまで入院して
様子を見るか、お家に帰るか
どうしますか？と言われたところで
やっと理解した。
どっちがいいんだろうか…。
廉は病院が大の苦手だ。
けど、『重度』のノロウィルス
この言葉がさっきから頭の中を
ぐるぐるの回ってる。
家に帰ったとして皆で
交代制で看病する予定ではいるけど、
限界があるし廉のしんどいって言葉を
すぐに楽にしてあげる手段が俺らには無い。
廉のためには入院したほうが絶対いい。
と、俺が悩んでると…
廉「しょっ…」
検査疲れで眠ってた廉が起きて
俺の名前を小さな声で呼んだ。
「どうした？」
廉「おれ、、にゅーいん、する…っ」
「え、」
廉「やから、しょお…ずっとおって」
その言葉に俺も漸く決心が着いた。
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» こちらこそ、リクエスト下さってありがとうございます。そう言って頂けてとっても嬉しいです涙part30なんて自分でも信じられないです笑でも、ここまで続けられたのも読者様のお陰だと思ってます。これからも頑張りますので宜しくお願い致しますm(__)m (2022年4月12日 21時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ありがとうございます！ リクエスト以外のお話もすごく感動して、止まらなくなってしまうので リクエストの待ち時間なんて1秒くらいです！笑 それと、Part29お疲れ様でした！ 30でも頑張ってください(^^) (2022年4月12日 21時) (レス) id: 90d9551134 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんばんは。いつも移行のタイミングでコメント下さりありがとうございます！かなり遅い完結にはなってしまいましたが、完結出来て良かったです。ありがたいことに、part29からpart30へと向かえます。私なりのペースでこれからも頑張っていきます (2022年4月11日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 入所記念話見ました。マネさんがとても頼りになってお父さんみたいでした。紫耀くんもいち早く勘づいたり海人くんも手紙や解熱剤を衣装に入れるのにさすが連携プレーだと絆をとても感じました。29章お疲れ様でした。次はいよいよ30章目ですね。30章目も頑張って下さい。 (2022年4月11日 20時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんばんは。訂正、全然大丈夫ですよ！むしろお伝えしてくださって嬉しいです♪腹痛で腸閉塞、付き添いは平野くんですね。承知しました。お応えさせて頂くまでかなりお時間かかりますが、必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいですm(__)m (2022年4月11日 19時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2022年1月23日 11時
