頑張り屋の廉くん29

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海人side

「え…」

神「え、」

紫「ん？」

玄「えっ…と」

岸「ど、いうこと、すっか…」


俺らがこんなに戸惑ってるかというと

家の中に、有岡くん、知念くん

勝利くん、聡くん

大吾くん、長尾くん、大西くんの7人が家にいて

廉がぐったりとその真ん中で布団の上で眠ってる。


有「驚かせてごめんね。岸くんから勝利くんに連絡があって」


そうだったんだ、、

まぁ確かに最近の廉の様子は誰が見ても

心配してしまうレベルで…


でも、廉は隠すのが上手だから

気づけない部分と


気づけてても上手く誤魔化されてしまう事があるから

すぐに助けてあげれなかったんだ。




＊







＊




それから有岡くん達から、説明を受けて

みんな不安そうな表情のまま

廉の所に駆け寄って、傍で見守る。


岸「れん、、ごめんな。俺気づいてたのに、ちゃんと聞いてやれなくて…」

紫「岸くん、」


今日は岸くんが一番、自分の事を責めてしまってて

珍しく岸くんが泣いてて、紫耀が岸くんの背中を優しく摩ってくれてる。



そしてその時…


廉「んっ、あれ…俺、」

「「廉！/廉くん！」」


廉の意識が持ってみんな

一斉に廉の名前を口にしてる。


廉「あ、みんな…帰ってたん、」

「うん。廉。ごめんね。気づけなくて…苦しかったよね、、しんどかったよね、」


ここ最近、個人の仕事もありがたいことに増えて

そんな中で、金銭面や、学業面で苦しい事があって…


俺と紫耀は、一番

廉と付き合いが長いんだから、気づいてやらなきゃいけなかったし、


何かしら声を掛けなきゃいけない立場だったのに…


廉「ええの…俺が、自分で…隠してしまったんやからさ…海人が謝る必要ないなんで？」


そう言って体を起こして

ポンっと頭を撫でてくれる廉。


「っ…」

廉「有岡くん達も、ほんま…助けて頂いて…ありがとうございました…」

知「いいんだよ。前にも言ったかもだけど、後輩を守るのが先輩の務めだから」

有「そうそう。同じ事務所の仲間なんだから、頼っていいんだよ」


それから廉は泣いてる岸くんに気づいて


廉「ゆーた。もう大丈夫やから、助けてもらったから…責任感じんくてええんよ」


そう言ってくれて漸く岸くんの笑顔が見れた。


それから皆さんとご飯を食べた。


みなさん、廉の事助けてくださり

本当にありがとうございました。


END.

はるきさんリクエスト「リスカ」完結です。

もしよかったら感想コメント下さると嬉しいです。


作者。

ノロウイルス*Sho→←16

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