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廉side
「ッ…ハァッ、んっ…！」
なんとか楽屋にたどり着いて
ソファーに身を沈める。
痛すぎて冷や汗がさっきから止まらん。
それに、痛すぎて呼吸が荒いのが
自分でもよう分かる。
＊
＊
「っ、うっ…はぁっ、」
段々、朝は落ち着いてたけど
吐き気が復活してきてもうて
何度もえずいてまう。
けど、朝ごはんを食べんで出てきたからか
吐く。まではいかんくて苦しい。
＊
ス「永瀬さん、そろそろ…」
「あ…ッ…はい、分かりました…」
目を瞑って痛みと気持ち悪さに
頑張って耐えてると、スタッフさんの
俺を呼ぶ声が聞こえて
今ならまだ「しんどいんで延期にして欲しいです」
そう言えたんやけど
中々言えんくて
俺は衣装に身を包んで
スタジオへと向かった。
＊
「お疲れ、様でしたっ…」
収録中は、ただひたすら
腹痛と吐き気に耐えてるばかりで
何一つ、爪痕を残せへんかった。
終いには、司会者の方や共演者の方に
フォローまでしてもらって…
はぁー…ホンマ申し訳ない。
なんて思いつつ、朝よりも更に
重くなった体を頑張って動かして歩いて
楽屋に戻って衣装から私服に着替えた
「はぁ…っ、はぁ…はぁっ…」
しんどすぎる所為か、少し動いただけで
息が上がってきて苦しくて…
休憩したくて、ソファーに座った。
＊
「ふぅ、っ、行くか…」
マネさんから、数分前に入ったメッセージ。
もう局の近くに車をもって来てくださってるらしい。
次の仕事行かな…
そう思って、まだしんどくて休んでたいけど
そうもいかんくて、また重い体を必死に動かして
マネさんの車の方へと歩いて行った。
「お疲れ様、ですっ…」
廉マネ「おか…って、ちょおい！」
「うっ…はぁっ、」
なんかマネさんの顔を見たら安心して
一気に体の力が抜けて行くのが分かった。
廉マネ「おい！永瀬、しっかりしろっ＿＿＿！」
焦ってるマネさんの声を聞きながら
俺はゆっくりと意識を手放した。
紫耀side
海「しょー、お昼にするー？」
「そうだね。廉からの連絡もないし」
海「うん。大丈夫ってことでいいんだよね」
「多分…」
でも、あいつすーぐ隠すからなぁ…
なんて思いながらも、廉からのメールや電話が無い事に
安心しつつ、海人と2人でお昼を作ってると…
「あ、ごめん。電話が…」
海「全然いいよ！俺やっとくから」
「ありがとう」
海人に断りを入れて、通話ボタンを押した。
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黒瀬優花(プロフ) - manaさん» mamaさん、こんばんは。お返事が凄く遅くなってしまい申し訳ございません。感動してくださってありがとうございます。拙い言葉ばかりで伝わってなかったらどうしようと日々思っているのでそう言って頂けてとっても安心しました。これからも頑張ってお話を届けます！ (10月8日 23時) (
レス) id: ec5bec982a (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんばんは。今回のライブの演出を変えるところのシーンの神くんの言葉がすごく感動しました。何回言ったかも覚えていませんが、これからも応援してます！無理だけはしないでくださいね。 (8月30日 21時) (レス) @page18 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんにちは。お久しぶりです。お元気でしたか？そして、病院嫌いの理由�△鯑匹鵑任嘆爾気蠅△蠅�とうございます。たまにいますよね、不愛想な先生とか。私もいつか渡辺先生みたいな優しい先生に出会いたいです笑part27も変わらずよろしくお願いします。 (2021年10月23日 11時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまいすいませんっ汗そして病院嫌いの理由�△鯑匹鵑任い燭世�ありがとうございます。今回は渡辺先生と出会う少し前。というイメージで書かせて頂きました。part27でも変わらずよろしくお願いします。 (2021年10月23日 11時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - お久しぶりです！ 病院嫌いの理由見させてもらいました！ 実際にいますよね酷い先生､､ いつか渡辺先生みたいな優しい先生にで会ってみたいです笑 そして移行先(？)でも頑張ってください！ (2021年10月23日 7時) (レス) @page50 id: dcf68a153f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年7月11日 11時
