頑張り屋の廉くん22

後日談 ページ36

廉side

病院に行くと、先生もびっくりしながらも

俺の難聴が完治してる。そう先生が言ってくれた


そして、今日は全員オフの日だから全員

病院に来てくれて、みんなも先生と同じくらい

驚いてる。けど、多分俺が一番驚いてると思う笑


「ありがとうございました」

医師「いえいえ、お大事になさってくださいね」


それから会計をして

みんなで焼き肉を食べに行くことに笑


岸「今日はお祝いだ！」

海「いえーい！岸くんのおっごり〜」

岸「おぉい！まぁ、今日はいいぞ！」

「「いえーい！」」


そして岸さんが奢ってくれることに


＊


「ん−！美味い！」

海「美味しい？」

「おん！めっちゃ美味い！」


そしてみんなして、高いお肉を

食べまくって、岸さんもいっぱい食べてた


岸「廉が幸せそうなら別にいいや！」

玄「なにそれ。でも、まぁ結局はそうだね」


って謎の会話をしてる横で

俺はお肉と白米を頬張る。


紫「ふふ、美味しそうに食うなぁ…ほんと笑」



＊


それからみんなで食べまくって

お腹がパンパンになって、やっと会計を済ませて

家に帰った。



＊


紫「廉、本当に良かったね」

「っ…うん…ありがとっ、」

紫「泣くなって笑」

「やってぇ…涙」


夜、2人でベランダに出て

普段は飲まんけど、アルコールの低いお酒を

飲んでるからか、なんか涙もろくなってる笑


紫「うん、でも本当に良かった。補聴器生活、お疲れ様」


そんな事を言われて、いつもなら

恥ずかしいとか思うけど、今日は思わんで

勢いよく紫耀に抱き付いた。


紫「おっと、よしよし。廉の頑張りのお陰だからね」

「っ…ありがとっ、」


それから泣き疲れて寝てしまったらしく

次に起きると、翌朝でベットの上に居った。


いつもの事やけど

こんな俺を見すてずに、全力で支えてくれて

話を聞いてくれてありがとう。


みんな"廉の頑張りのお陰"って言うてくれるけど

俺的には、みんなのお陰やと思ってる。


ホンマに、耳が聞こえんくなった時は怖くて

どん底に落とされたような感覚やったけど…

紫耀が、あの時…話を聞いてくれたから

なんとか向き合えた。


ホンマにありがとう


end

--

うみんちゅさんリクエスト「難聴」完結しました。

いかがでしたでしょうか？

どうやって、難聴が治る展開にしようか
悩んでいたら、こんな話数になってしまいました汗

無理やり感強めですが、何とか完結出来て良かったです

もしよかったら感想くださると嬉しいです。

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