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紫耀side

それから電車も降りて、後はバスに

乗るだけ。


海「廉、大丈夫?後もう少しだからね」

廉「ん、はぁ…けほっ」


電車を降りてから、歩く。と聞かなくて…

海人と俺とで廉を真ん中に挟んで支えるようにして

ゆっくりとバス停まで向かう。





バスに乗れば、すぐに寝息が聞こえてきた。


「体、熱くなってんなぁ…」

海「うわ、ホントだ。早い所休ませなきゃね」

「おう」


廉の体に触れるたびに、熱くなっていく

事に、不安と焦りを感じていた。





バスが廉の家付近について


「廉、廉?着いたけど起きれる?」

廉「ん、げほっ…ありがと…」


廉に声を掛けると割かし早く

目が覚めて、また支えながら家までの距離を歩く。


廉に家の鍵を開けてもらって


「おっと…」

廉「はぁはぁっ…げほげほっ…」


玄関に入った瞬間、廉は膝から崩れ落ちて…

何とか体を支える事が出来た


海「よく頑張ったね」


うん、ホントに

高熱の中、よく自分の足で歩いて

帰ってこれたよ。


もうここからは俺らに任せてくれて

いいからね


「よし、廉、お部屋で寝ような」


もう半分夢の中の廉を

優しく抱き上げて、前に来たその時の記憶を

頼りに廉を寝室へ寝かせてあげる


海「うわ、紫耀見て」

「あー…こんな熱の中仕事してたのか。すげーな」


海人が見せてくれた体温計には

廉が朝測ったであろう履歴が残っていて…


その時点で【38.8】と高熱が示されていた。





海「冷えピタ張り替えるね」

「うん、お願い。俺おかゆかなんか作ってくるから、スエットかなんかに着替えさせといてくれる?」

海「了解!汗凄いもんね」

「うん。よろしく」


廉の事は海人に任せて

俺はキッチンを借りて、廉が食べれそうなものを

簡単に作っておく。





20分もすればおかゆが完成して

一旦鍋に入れて置いておいて廉と海人が居る

部屋に戻った。


「どう?」

海「うん、着替え終わって、体拭いて寝かせたところ」

「さんきゅ。あ、熱測っとくか」

海「だね」


廉の家にあった体温計を借りて

廉を起こさないように、そっと脇に挟む。





数分じっと待ってると

ピピピッと乾いた電子音が鳴った


「……うわ、たっけ」

海「え?うわーお、体は熱いなぁとは思ってたけど、まさかここまでとは」

「うん。な」


取り出した体温計のディスプレイには

【40.2】とインフルの時じゃなきゃ見ない

数字が表紙されていた___。

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- 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました!周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました! (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします(^^) (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます!もう、パート20ですか…早いです!これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2021年1月18日 15時

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