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廉side
とか思いつつも、過ごしていて…
気づけば意識が戻ってから5日が経とうとしていた。
海「よーっ！」
「あ、海にぃ！優太にぃ達も！」
優「わり、遅くなった！」
「ん−ん、平気やで」
1人病室に居るんも暇やからと思って
俺が眠ってる間に、ずっと書いててくれてた
皆からの置手紙を読んでたらにぃ達がやってきた
海「お、読んでくれてるの？」
「おん、暇やし。それにおもろいから」
俺が眠っていて、皆と過ごせてなかった時間を
この手紙で埋めれるような気ぃがして。
＊
なんてみんなで手紙を読みながら
笑ってたら、先生が入ってきて…
医師「廉くん、はい、これ」
「え…それって…」
医師「うん、車いす。今日お散歩行って来ていいよ」
「ホン…マに…？」
医師「うん、じゃなきゃ持ってこないって笑」
そう言って笑いながらも俺のベットの
隣に車いすをセットする先生。
医師「ただし約束ね、30分だけだよ」
「うん！それだけで十分！」
そう30分だけでも
外に出れて、家族との時間を過ごせるなんて
それ以上に幸せな事なんてあらへんもんっ！
＊
紫耀にぃに車いすに乗せてもらって
季節は温かくなってきたゆうても
俺の弱い体にはまだ少し寒いと感じるくらいで…
中手のカーディガンに、ひざ掛けを
身にまとって…後は鼻チューブも
付けてみんなでさんぽルートへと向かった。
＊
「んっー！楽しいなぁ」
玄「楽しい？良かったね」
「うん！」
ホンマ楽しくて嬉しい。
兄弟全員でこうやって院内外を
散歩したことあらへんかったから。
「うわぁ、虫居る！やだぁ」
海「あはは、廉ホント虫ダメなんだね笑」
岸「だなぁ、あんな可愛いのに…」
何処がやねんっ！
あんな虫のどこがええねん！
とか心の中で突っ込みながらも
そんな空間も楽しいかな。なんて思った。
紫「あ、ほら見て廉。虹」
「へっ…うわぁ、綺麗ー」
紫耀にぃのそんな声と共に
下げていた視線を上にあげれば
綺麗で大きなアーチ状の虹がかかってた。
玄「明日は晴れるかな」
勇「うん、絶対晴れ！」
優「晴れてくれねーと洗濯物がぁ…」
「あははっ」
なんて話してるだけでも幸せで
嬉しくてつい笑みがこぼれる。
＊
そして楽しい時間って言うのはあっという間で
また俺は、白くて大きな病室に戻る。
でも、今日みんなで散歩出来たから
また俺、頑張れそうやで。
みんなで虹を背に写真も撮れたしな？
end.
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、 - 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました！周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました！ (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします（^^） (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます！もう、パート20ですか…早いです！これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年1月18日 15時
