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優太side
朝、お見舞いに来た時から
苦しそうに眉間にシワを寄せて
呼吸をしてる廉。
廉が生まれてから、何回も
廉が発作に苦しんでる姿、しんどそうな姿を
目にしたけど…何年経ってもこの光景に
慣れることなんてなかった。
それから一時的な物かもしれないけど
不整脈も息苦しさも治まってるようで
お昼ご飯をバクバク。とはいかないけど
食べれてる廉の姿を見れて少しだけ安心した。
この調子で安定してくれたら
お散歩に行きたいっていう廉の願い
早く叶えてあげれそうかな。
なんて思ってたのに、現実は
そんな甘いものではないと思い知らされた。
お昼も食べ終わり、兄弟皆で
談笑してた時の事だった。
廉「っ、いっ…」
「え？廉？」
今まで笑いながら喋ってた廉が
何の前触れもなく、急に息を詰まらせて
左胸を掴んで顔を歪めたと思ったら…
廉「っ、はぁっ…いっ…はぁっはぁっ、っ」
背もたれに体を預けるように倒れて
冷や汗をかいて、痛がっていて…
廉の胸あたりについている
発作が出た時や何か異常があった時に
知らせるアラーム音がけたたましくなっていて…
海「廉！大丈夫だからね！にぃちゃん達いるからねっ…」
海人がそう廉に声を掛けてくれていて…
俺はテンパりながらもナースコールを押していて…
数分待ってると廉の主治医の先生が来てくれて
俺らは邪魔にならないように、病室の端に移動して
廉が処置されていくのを見守ることしか出来なかった＿＿＿。
＊
廉が発作を起こして30分後。
何とか薬のお陰で発作は治まったけど
未だ意識は戻らず…
酸素マスクは外され、挿管されている廉。
「よく頑張ったな」
そう声を掛けて頭を撫でても
当然廉からの返事はなくて…
代りに「シュッ…シュッ」と
呼吸音が返ってくるだけだった
医師「久しぶりの大きい発作でしたが、廉くんが頑張ってくれたおかげで乗り越えられました。心臓が安定するまで薬で眠って、安定したころに…と考えてます」
「はい…」
医師「お散歩も心臓が安定して、体調がよくなったら連れて行ってあげてくださいね」
そう言って、先生は病室から
出て行った。
良かった…
廉が助かってという安堵と
散歩の話が無しにならなくてという安堵があった。
紫「廉、ほんとよく頑張ったよ。お疲れ様」
海「そうだね。廉、起きて元気になったら、みんなで散歩に行こうね」
玄「うん、温かい格好しなくちゃね」
と皆廉に話しかけた
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、 - 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました！周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました！ (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします（^^） (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます！もう、パート20ですか…早いです！これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年1月18日 15時
