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海人side
優「やっほー」
紫「おまたせ〜」
夕方4時を回って、廉が起きて数分後…
そんな声と共に入って来たのは
長男の優太にぃと次男の紫耀にぃ。
優「どう、廉。体調は」
廉「ん、平気やで」
そう廉に聞きながら、近くに椅子を出して
座った優太にぃと紫耀にぃ。
紫「なら良かった。あ、勇太と玄樹ももう少ししたら来てくれるって」
廉「ん、ごめんな…仕事で疲れてんのに…わざわざ…」
優「そんなの廉が気にする事じゃねーよ」
全く、廉は…
そんな事ないのに、毎回俺らにそう言うんだ。
紫「そうそう、廉だって1人で病室に居るの寂しーだろ？」
廉「ばっ！海にぃやないんやから平気やしっ！」
「ちょ、俺だってもう高校生なんだから平気なんですけどー？」
優「あははっ。俺からしたらどっちもうさちゃん気質の寂しがり屋だけどな笑」
やっと、いつもの俺ららしくなってきた。笑
まぁまだ勇にぃと玄にぃ居ないけど。
廉「ふふ、けほっ」
「あ、廉大丈夫？苦しくなった？」
廉「ん、はぁっ、ごめ…大丈夫…やから」
でも油断しちゃいけないんだ。
少し元気そうに見えても、いつ発作が起きるか分からない。
廉は心疾患に加えて、不整脈を患っていて…
そっから発作に繋がる…なんてことは少なくないんだ。
＊
紫「ごめんな。少し騒ぎ過ぎたな。勇太たちが来るまで寝てな」
廉「ん、っ…はぁ…ごめ」
優「謝らなくていいから」
そう言って優太にぃが廉を寝かせてあげて
横向きに寝っ転がった廉。
昔から少ししんどかったり、苦しくなると
仰向けではなく、横向きに寝る癖がある廉。
だから、今やっぱり苦しんだろうな。なんて思ってたら
紫耀にぃが背中を摩ってあげてた。
＊
それから少しして、勇にぃと玄にぃが来て
眠ってる廉を起こさないように頭を撫でて…
俺は勇にぃに教えてもらいながら宿題をこなしてた。
なんか家だと不安になって出来ないんだ。
俺がこの勉強してる間に廉に何かあったら…
なんて見えない不安に襲われて…
でも、病室でやると廉の顔も見れるし
廉が今何してるかとかも分かるから
何故か安心して手が進むんだ＿＿。
勇「そうそう、ここは＿＿＿を使って」
「あ、そっか」
勇にぃの勉強の教え方は上手くて分かりやすい。
後、廉も頭が良くて教え方も分かりやすくて…
高校生の問題も解けちゃうくらいなんだ。
＊
廉「ん…っ」
玄「あ、廉。おはよ」
それから少しして廉が起きた。
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、 - 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました！周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました！ (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします（^^） (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます！もう、パート20ですか…早いです！これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年1月18日 15時
